いくらになった? 自治体所有の95年式三菱パジェロ 予定価格の約9倍で落札 官公庁オークション結果

公開 : 2022.12.02 17:25

宮城県の名取市は、所有する1995年式三菱パジェロを官公庁オークションに出品。予定価格を大きく上まわる金額で落札されました。

予定価格の約9倍に

宮城県の名取市は、所有する1995年式三菱パジェロ(バンタイプ)をオークションに出品。オークションは入札が1度限りとなる入札形式でおこなわれた。

2022年11月29日13時00分に入札が締め切られ、同車の最終落札価格は予定価格14万円を大きく上まわる122万5000円となった。入札件数は19件。

出品された三菱パジェロ
出品された三菱パジェロ    紀尾井町戦略研究所株式会社

名取市では、紀尾井町戦略研究所株式会社が提供するインターネット公有財産売却システムを利用して、車両や物品を売却している。オークションには全国の自治体から所有する消防車や救急車などが多数出品された。

今回、名取市が出品した三菱パジェロの初度登録は1995年9月。宮城11ナンバーで登録されているバンタイプ。

2.83Lディーゼルエンジンを搭載する5人乗りMT車。記録簿付で走行距離は7万4803kmとまだまだ使えるディーゼルモデルは魅力的な1台。

予定価格は14万円に設定されていたが、最終的には約9倍の価格で競り落とされた。

予定価格を上まわる価格で落札されたことで、自治体にとっては貴重な収益源となることだろう。なお、代金の納付期限は2022年12月13日となっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事