大画面ナビ、選ぶの迷ったら? 予算10万円で8V型フローティング、ケンウッド彩速ナビTYPE Sに注目

公開 : 2022.12.02 17:35

カーナビを実機レビュー。今回のテーマは「予算10万円で探す“大画面”フローティング」。欲張りなほど機能が充実している1台をご紹介します。

「MDV-S809F」がオススメのワケ

執筆:Hideaki Hamasaki(浜先秀彰)

購入を予定しているクルマやふだん乗っている愛車に大画面カーナビを取付けたくても、「装着スペースがない」、「予算的に厳しい」といった理由であきらめている人は少なくないだろう。

そこで注目したいのがケンウッドの「彩速ナビTYPE S MDV-S809F」だ。

8V型フローティングディスプレイを搭載し、2DIN/200mmワイドスペースを持つ310車種に対応。軽やコンパクトカーにマッチする。
8V型フローティングディスプレイを搭載し、2DIN/200mmワイドスペースを持つ310車種に対応。軽やコンパクトカーにマッチする。    浜先秀彰

このモデルは本体とディスプレイユニットがアームで接続された「フローティングスタイル」により、標準的なカーナビよりひと回り大きな8V型大画面を採用しながらも、約310車種に装着が可能。

しかも10万円を切る価格(JVCケンウッドストアで9万8800円/税込)で、これならば2DINサイズの7V型画面モデルに少しだけ予算を足せば手が届く。

まずはフィッティングだが、写真のようなコンパクトカー(2016年式ヴィッツ)には「8V型」というサイズが良い塩梅でピタリと納まる。

ちなみに8V型フローティングモニターを搭載するカーナビは他に存在しない。当然ながらエアコン吹き出し口を塞いでしまうことや、各操作スイッチの作動を妨げることもなく純正機能を損なう心配は無用だ。

ディスプレイパネルはドライバーが見やすいよう前後角度の調整ができ、CDやSDメモリーカードを入れる際にはいっぱいまで前方に倒せる(可動範囲は-10°~+60°)。取付時のみクルマに合わせた高さ調整が可能だ。

実際に使ってみた 3D地図も搭載

彩速ナビシリーズに触れて誰もが驚くのがレスポンスのよさで、「彩速」というネーミングの「速」はこれをイメージしたもの。

このモデルも例に漏れずデュアルコアCPUやケンウッド独自のS3フォーマットによってあらゆる動きが素早く、地図スクロールや画面の切替え、ルート探索などでストレスを感じることがまったくない。

こちらが3D地図。角度調整は画面内のスライダー上で、指を上下に動かすと連続的に切り替わる。
こちらが3D地図。角度調整は画面内のスライダー上で、指を上下に動かすと連続的に切り替わる。    浜先秀彰

3D地図の角度調整は「3Dスライダー」によって1度単位でスムーズな調整ができる。

画面横のハードキーは、ボタンではなく触れるだけで反応するタッチキーとしているのも扱いやすい。

ナビ機能は基本性能に優れているのが特徴だ。

ふだんもっとも目にする機会が多い地図表示には徹底して見やすさにこだわって開発された「スマートカラー」を搭載。ドライバーの欲しい情報がスマートに目に入ってくるよう色味・彩度を最適に調整し、文字と背景色の重複も考慮して配色やコントラストが決められている。

道路や設定ルートがクッキリとしていてわかりやすく、施設名やアイコンの情報も読み取りやすい。

そしてルートガイドも充実しており、交差点の案内情報を簡略化して視認性を高めた「ここです案内」やルート上の案内ポイントを事前に確認できる「案内先読みガイド」などケンウッド独自の機能を数多く備えている。

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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