アルカナに新グレード「Eテック・エンジニアード」登場! ルノーのクーペSUV、イメチェンでどう変わる?

公開 : 2023.04.21 21:22  更新 : 2023.04.21 22:03

ルノー・アルカナの新グレードが発表。ボディカラー3色を撮影してきました。どのコーディネートがお好みですか?

「ロサンジュ」もブラックアウト

撮影:Masanobu Ikenohira(池之平昌信)

ルノーの新たな顔となりつつあるのが、クーペSUV「ルノー・アルカナ」だ。

昨年5月の発売以来、2022年だけでも1000台近い受注があり、ルノー日本法人に新規の顧客を送り込んだ。ドイツのプレミアムブランドや、国産の上級SUVからの買い替えが目立ったという。

ルノー・アルカナEテック・エンジニアード(左がブラン ペルレM、右が新色のグリ メタルM)
ルノー・アルカナEテック・エンジニアード(左がブラン ペルレM、右が新色のグリ メタルM)    池之平昌信

エレガンスを感じさせるそんなクーペSUVに、新グレードの「Eテック・エンジニアード」が登場した。新しいカラーコーディネートを内外装にまとい、BOSEサウンドシステムを与えられている。

外観の特徴は、前後のロサンジュや「ARKANA」エンブレムがブラックアウトしたこと。フロントグリルガーニッシュ、スキッドプレート、リアスポイラーも黒。

さらに、上品なゴールドのF1ブレード&ツインエグゾーストフィニッシャーが、上質さとスポーツ性を強調する。

その名前の通り、パワートレインは力強い走りのフルハイブリッド「Eテック」だ。従来のアルカナと同じく、ルノーが独自開発したシステムで、メインモーター(駆動用)、HSG(スタータージェネレーター)というモーター2基と、1.6L自然吸気エンジン(94ps/15.1kg-m)で動力を生み出す。

これに、電子制御ドッグクラッチ・マルチモードATを繋ぐという独創的なパワートレインだ。

その走りは、ダイレクトともスムーズとも表現される新しいドライブフィールで、22.8km/Lの好燃費が輸入車の世界では際立っている。

内装をチェック 専用装備一覧

内装は、ゴールドのラインやステッチが効果的に使われ、室内をモダンな空間に仕立てている。

「Eテック・エンジニアード」には、多くの先進運転支援装備が搭載されるほか、9スピーカーのBOSEサウンドシステムが装備される。

シートやステアリングのステッチ、インパネのアクセント、カップホルダーサラウンドが、上品なゴールドに。ステアリング中央のロサンジュや手元の「E」マークはブラックで取り囲んだ。
シートやステアリングのステッチ、インパネのアクセント、カップホルダーサラウンドが、上品なゴールドに。ステアリング中央のロサンジュや手元の「E」マークはブラックで取り囲んだ。    池之平昌信

具体的には、低音域を受け持つ4つのウーファー、高音域を再生する4つのトゥイーター、フレッシュエア・サブウーファーという構成で、車室内に立体的な音響空間を作り出す。

専用エクステリア

・ブリリアントブラック前後エンブレム
・ブリリアントブラックフロントグリルガーニッシュ
・ウォームチタニウムF1ブレード
・ブリリアントブラック前後スキッドプレート
・ブリリアントブラック&ウォームチタニウムサイドプロテクションモールフィニッシャー
・専用サイドアクセント
・ツインウォームチタニウムエグゾーストフィニッシャー

専用インテリア

・専用ステアリングホイールウォームチタニウムステッチ
・専用ステアリングホイールブリリアントブラック&ウォームチタニウムエンブレムベゼル
・専用ステアリングホイールE-TECHロゴ
・ウォームチタニウムライン
・ドアパネルウォームチタニウムステッチ
・アームレストウォームチタニウム&ライトグレーステッチ
・専用レザー&スエード調シート(ウォームチタニウムステッチ)
・センターコンソールウォームチタニウムサイドポケット
・ウォームチタニウムカップホルダーベゼル
・専用キッキングプレート

専用装備

ブリリアントブラックリアスポイラー
18インチ・アロイホイール(ウォームチタニウムアクセント)
BOSEサウンドシステム
9スピーカー

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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