ジープでキャンプ 夏定番イベント復活 「Camp Jeep 2023 with Feel EARTH×学びの森」 現地レポート

公開 : 2023.08.18 12:20

間隔は空いている でも距離は近い!

今回のイベントに集まり、愛車の横にテントを広げたジープの数は実に220台! しかも写真を見てもらえばわかると思うのだが、その景観というかクルマ同士の間隔がすばらしい。

混みあったオートキャンプ場にありがちなすし詰めの感じではなく、皆さん思い思いの場所に、という感じなのだ。

「オーナーかそれ以外か」という区別が生まれがちだが、ジープに関してそういった垣根は存在しない。だからこそこのイベントが未来のオーナーの好奇心を刺激するのだろう。
「オーナーかそれ以外か」という区別が生まれがちだが、ジープに関してそういった垣根は存在しない。だからこそこのイベントが未来のオーナーの好奇心を刺激するのだろう。    ステランティス・ジャパン

ふもとっぱらキャンプ場の特性でもあるのだが、キャンプ・ジープの人気の秘訣がわかったような気がする。また今回はわれわれをはじめいくつかのメディアが取材に訪れていたのだが、宿泊には1棟ずつテントが用意されていた。

しかもジープのインポーターであるステランティスジャパンのスタッフも皆、自前のテントを持ち込み、家族とともにイベントを楽しんでいた。

全員の意識的かつ物理的な距離が近いこともこのイベントの特徴であり、もとよりジープとアウトドアをこよなく愛する集団だということがよくわかった。

また今回のイベントを俯瞰していて「いいな」と思ったのは、たとえジープ・オーナーではなくても、フィールアース側のサイトにクルマを止めて同様に楽しめるという点だった。もちろんオフロード試乗などのプログラムも楽しめるのである。

この手のイベントでは「オーナーかそれ以外か」という区別が生まれがちだが、ジープに関してそういった垣根は存在しない。だからこそこのイベントが未来のオーナーの好奇心を刺激するのだろう。

来年はどうする? AUTOCAR JAPANチームもすでにそんなことを考えているのである。

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。BMW 318iコンパクト(E46)/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。

関連テーマ

おすすめ記事

 

ジープの人気画像