F-1 第9戦 ブリティッシュ・グランプリ

公開 : 2012.07.09 11:01  更新 : 2017.06.01 00:59

ラスト4周というところで、それまでずっとトップを守ってきたフェラーリのフェルナンド・アロンソをパスした、レッドブルのマーク・ウェーバーがブリティッシュ・グランプリを制した。

フリー走行、そして予選の週末は雨という散々たる天候だったが、決勝レース当日は明るく日の差す天候となった。それでもノーザンつ・エリアには雨がこぼれるという予報だったが、結局、最後まで雨の降ることはなかった。

アロンソにとっては、最終スティントにソフト・タイヤを履かなければならなかったことが誤算だったのかもしれない。おおよそそれまで5秒あったリードは、ソフト・タイヤのたれによって失われ、あっさりとウェーバーに逆転を許したのだ。

ウェーバにとっては今季2度目の勝利。ポイントでもトップをキープしたアロンソに13ポイント差にせまった。また、チームメイトのセバスチャン・ベッテルには16ポイントの差を付けてチャンピオンシップポイントで2位に立っている。

英国人ドライバーにとって、母国グランプリは、あまり良くない結果となった。フォース・インディアのポール・ディ・レスタは、早々にロマン・グロージャンのロータスと絡んでリタイア。マクラーレンのデュオ、ルイス・ハミルトンとジェイソン・バトンもタイヤのパフォーマンスを引き出すのに苦労し、ハミルトンが8位、バトンが10位でレースを終えた。

ブリティッシュ・グランプリ結果

1. マーク・ウェーバー    レッドブル・ルノー
2. フェルナンド・アロンソ  フェラーリ
3. セバスチャン・ベッテル  レッドブル・ルノー
4. フェリッペ・マッサ    フェラーリ
5. キミ・ライコネン     ロータス・ルノー
6. ロマン・グロージャン   ロータス・ルノー
7. ミハエル・シューマッハー メルセデス
8. ルイス・ハミルトン    マクラーレン・メルセデス
9. ブルーノ・セナ      ウイリアムズ・ルノー
10. ジェンソン・バトン    マクラーレン・メルセデス

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