アルファ・ロメオ 新型SUVの姿がリーク 2024年導入予定、Bセグメント「ミト」間接的後継か

公開 : 2023.09.13 06:05

・2024年発売予定のBセグメントSUV、発表前に一部情報がリーク。
・「ミト」後継となるアルファ最小モデル、新世代デザイン採用。
・バッテリーEVとマイルドハイブリッドを設定。

アルファ最小モデル 新世代デザイン採用

アルファ・ロメオは2024年にBセグメントの新型コンパクトSUVを投入予定だが、その正式発表を前にデザインと仕様の一部がリークされた。

新型車の車名は未確認だが、2018年に生産終了したコンパクトハッチバックのミトに代わって導入される同社最小サイズのモデルとなる見込みである。ステランティス傘下のフィアット600eジープアベンジャーと同じe-CMPプラットフォームを採用する。

SNSでリークされたアルファ・ロメオの新型車
SNSでリークされたアルファ・ロメオの新型車

この新型車のリーク画像がインスタグラムに掲載され、広く出回っているが、アルファ・ロメオはこの件に関してコメントを避けた。

サイズは全長約4.1m、全幅約1.8m。デザインについては、アルファ・ロメオの特徴であるV字型フロントグリル、新デザインのヘッドライト、まったく新しいリアエンド、ショートオーバーハングなどが確認されている。

パワートレインとしては、ジープ・アベンジャーと同様にバッテリーEVモデルとマイルドハイブリッドモデルが設定される見込み。EVには54kWhのバッテリーと、最高出力156psの電気モーターが搭載されると考えられる。

アルファ・ロメオの製品責任者であるダニエル・グッツァファメ氏は以前、新型車についてこう語っていた。「ミトの直接的な後継モデルとなることはないでしょうが、間接的にBセグメントSUVに置き換わることは間違いないでしょう」

「プレミアムBセグメントは存在せず、世界中でそれを埋める必要があります。無限の資金、資源、時間があれば何でもやりますよ。しかし、そうでなければ合理化する必要がある」

「わたし達はさまざまなことを検討しました。2ドアにするか、4ドアにするか、決断する必要がありましたが、ミトをそのまま置き換えることは難しいでしょう。世界のあらゆる物事が進化しており、スモールカーは再び重要性を増しているのです」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    英国編集部。英グラスゴー大学を卒業後、モータージャーナリストを志しロンドンに移住。2022年からAUTOCARでニュース記事を担当する傍ら、SEO対策やSNSなど幅広い経験を積んでいる。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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