アルファ・ロメオ・トナーレ 新型PHEVモデル発売 特別限定車150台も

公開 : 2023.08.09 19:39

アルファ・ロメオは1月に発表のトナーレに、ブランドの象徴であるビジョーネ(大蛇)をあしらったデザインが特徴のPHEVを追加。またローンチを記念し特別限定車「サンルーフエディション」を150台展開。

アルファ・ロメオトナーレ 新型PHEVモデル発売

ステランティス・ジャパンは、アルファ・ロメオ・ブランドのSUV「トナーレ」のPHEVである新型「トナーレ・プラグインハイブリッドQ4」を、8月26日(土)より、全国のアルファ・ロメオ正規ディーラーにて販売開始。メーカー希望小売価格(消費税含む)は、675万円から。導入記念モデルの「トナーレ・プラグインハイブリッドQ4・サンルーフエディション」も合わせて発売。メーカー希望小売価格(消費税含む)は755万円。

今年1月に発表した新型SUV「トナーレ」にPHEVを追加することで、アルファ・ロメオ・ブランドの電動化はさらに加速。新型トナーレ・プラグインハイブリッドQ4は、EVが持つ力強さ、静粛性、環境性能およびガソリン車が持つドライビングフィール、航続距離を併せ持ったPHEVモデルであり、「郊外では長距離ドライブを楽しみ、市街地では静かで環境にやさしい運転が可能となった」とアルファ・ロメオは表現する。

アルファ・ロメオ・トナーレ・プラグインハイブリッドQ4
アルファ・ロメオ・トナーレ・プラグインハイブリッドQ4

新型PHEVモデル 特徴は?

新型トナーレ・プラグインハイブリッドQ4は、15.5kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードで72kmのEV走行レンジを持つ。これにより、日常生活における多くのシーンをEV走行でカバーすることができる。また、ドライブトレインはフロントにトラクションを供給する1.3Lマルチエアーターボガソリンエンジンとリアに搭載されている最大出力94kw/25.49kg-mのモーターを組み合わせており、これにより、総出力280psのパワフルなドライビングエクスペリエンスを可能とし、0-100km/h加速はわずか6.2秒となる。(欧州参考値)。

新型トナーレ・プラグインハイブリッドQ4は、走行中の車両のトラクションを常に管理し、パフォーマンスと効率の面で高い性能を発揮する、「Q4オールホイール・ドライブ・システム」を搭載しており、あらゆる路面コンディションにおいて、比類のないドライビングプレジャーを実現する。とアルファ・ロメオは言う。

アルファ・ロメオ・トナーレ・プラグインハイブリッドQ4
アルファ・ロメオ・トナーレ・プラグインハイブリッドQ4

3つの「ALFA DNAドライブモード」

アドヴァンスド エフィシエンシー

電気のみで走行するモード。最高速は135km/h。バッテリーの充電レベルが低下した場合、アクセル全開加速をした場合は、自動で「ナチュラル」モードに切り替わる。

ナチュラル

システムを最も効率的に利用できるように、パワーや燃料消費を最適化したモード。モーターで走行を開始し、充電レベルの低下と合わせて、エンジンを利用。

ダイナミック

アルファ・ロメオ・トナーレ・プラグインハイブリッドQ4
アルファ・ロメオ・トナーレ・プラグインハイブリッドQ4

エンジンとモーターを組み合わせた、スポーティなドライビングモード。スロットルの応答をシャープにすることで、フルパワー時にギアシフトが早期化し、減速時にはトルク配分を最適化し、回生量が増加する。

センタースクリーンには、PHEV専用の「ハイブリッド」ページが追加され、エネルギーフローの確認、走行履歴の確認、充電予約の設定、充電設定等が可能となる。「e-Save」ボタンのクリックで、バッテリーの充電レベルを上げるeセーブ・モードがオンになる。また、ブレーキングと回生からエネルギーを回収する「バッテリー節約」モードと、エンジンを使用して設定した目標レベル(40%+/60%+/80%+)まで充電を行う「バッテリー充電」モードの切り替えも可能。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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