フェラーリの整備、正規ディーラーがお得な理由 メカニックにQ/Aをぶつけてみた

2019.02.25

AUTOCAR JAPAN sponsored by Ferrari Japan
text : Kazuhiro Nanyo(南陽一浩)
photo: Hidenori Hanamura(花村英典)

もくじ

AUTOCAR徹底ルポ! 1995年式 F355をチェック
見えない部分を知る “手がかり”
並行輸入車でもいいんですか?
メカが考える、正規のメリット

AUTOCAR徹底ルポ! 1995年式 F355をチェック

今回はどこよりも多くのフェラーリを修理しているフェラーリ正規販売店に修理例を聞いてみた。

オーバーヒートしやすいと思ったら、軽自動車用のラジエーターが付いていた……とか、段差などでフロアを擦ったので下回りを点検したら、割れたアンダーパネルが何と段ボールに換えられていた……というものだ。

中古車市場で値頃感が出てきたF355や360モデナあるいは一部年式のF430などは、今や認定中古車の対象外で、あまつさえ並行輸入車というケースも少なくない。だがフェラーリだからこそ、正規ディーラーで整備を受けるメリットは厳然としてある。

実際に入庫中のF355を前にしながら、そのポイントを正規ディーラーのコーンズ・モータースで聞いてみた。回答してくれたのはコーンズ東雲サービスセンターのマスターテクニシャン、長谷川正吾氏だ。

ーーまずF355で、チェックすべきポイントは?

「最近のモデルより、F355辺りはメンテする・組み上げるメカニックの技量が大きく出る世代ですね。だから入庫すると個人的にもワクワクします」

そう話すと長谷川氏は、インテリアの状態から分かる注意点を挙げていった。