Juju(野田樹潤)ブログ

2018.09.01

12歳のプロレーサーJuju(野田樹潤)の連載。第5回は、8月19日に岡山国際サーキットでおこなわれた「フォーミュラUNDER17&SENIORエキシビションレース」の第3戦についてです。結果はみごと優勝(3連覇)ですが戸惑うこともあった様子。F3マシンゆえの学びがありました。

第5話:はじめての戸惑い ー Juju(野田樹潤)ブログ

photo:Hiroaki Inada(稲田浩明)

もくじ

悔しさもあった3連覇
なぜ? はじめての体験
風を見方につけるには

悔しさもあった3連覇

8月19日は、「フォーミュラUNDER17&SENIORエキシビションレース」の第3戦@岡山国際サーキットでした。

7月の第2戦では、2日前に大クラッシュし、薬で痛みをおさえながらのレースになりましたが、今回は、体調もバッチリよくなっていましたよ。

ご心配いただいたみなさん、ありがとうございます。

さて、結果はというと、今回も優勝でした。

今のところ、3連覇です。

でも、タイムはちょっと残念だったな。

前日の練習では27秒台の前半をマークしていたので、本番では「目指せ26秒台!」って感じだったんですが、結果的には、予選で27秒6、決勝で28秒台になってしまいました。

もちろん原因は自分にあるけれど、決勝当日は、風の向きが前の日とは違ったし、他のカテゴリーでカートとかも走っていたので、路面の感じもちょっと変わってしまっていたのも、少しは影響しているのかも。

でも、とても大切なことを学びました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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