Juju（野田樹潤）ブログ

2018.09.01

第5話：はじめての戸惑いー Juju（野田樹潤）ブログ

決勝は、ポールポジションからのスタートでした。

ところが、スタートで失敗してしまい、すぐに2番手になってしまったんです。

そこから前のクルマとの間隔がかなり空いてしまい、なかなか追い付けなかったので、「もう、どうして、どうして〜？」って。1、2周目は、すごく焦っちゃいました。

なんとか2周目の後半で追いつくことができ、3周目で抜くことができたので、結果としては良かったんですけどね。

こういう体験ってはじめてなんですけど、相手のクルマの真後ろだと、マシンが思い通りに動いてくれないんですよ。

F4マシンではこんなことはなかったのに……。

レース後、お父さんに聞くと、次のように説明してくれました。

記事に関わった人々

執筆 Juju（野田樹潤） Juju Noda 記事一覧をみる: 2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」

編集 上野太朗 Taro Ueno 記事一覧をみる: 1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース（？）を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー（916）→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター（NC）→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない？」の電話。現職に至る。