まだまだ頑張る現役編集長の奮闘録

2019.06.04

ヴァンテージで初めての長距離ツーリング ― まだまだ頑張る現役編集長の奮闘録

いざ、ヴァンテージで神戸に出発

中央道は、アップダウンがきつく、また、コーナーも多いので、東名よりは遥かに面白い。

しかし、制限速度はほぼ全線80km/hなので、実際はかなり歯がゆい思いをする。この程度のスピード域では、通常のスポーツモードにセットしておけば、分厚いトルクのお蔭で殆ど2000rpm以下のエンジン回転数で8速のまま、偶に7速にシフトダウンするだけで、楽々と走ってくれる。

因みに8速2000rpmでの速度は130km/hである。80km/hから100km/hでは、どういうわけか、ステアリングにほんの僅かだが微振動が伝わってくるのが気になる。しかし、その上のレンジでは、この振動は嘘のように消えるので、もう一度、タイヤのバランスの精度を上げたほうが良いかもしれない。

直進性は真によい。ステアリングにそっと手をそえるだけで充分で、ラインを乱すことは殆ど無い。但し、大きな段差や継ぎ目などでは、視点が一瞬ずれるほど、ボディ全体が大きくバウンドするので、もう少し、サスペンションのストロークが欲しい。

中央道は、かなりタイトなコーナーの連続で、最もきついところは260Rしかないが、殆どロールもせず、一旦ステアリングを切り込んで、姿勢を整えたら、そのまま、相応のスピードで抜けることが出来る。

駒ケ岳SA、内津峠PAでそれぞれ休憩ののち、名神高速へ。開通から、すでに半世紀が経過した名神は久しぶりに走ってみると流石に路面がかなり荒れていて、特に、継ぎ目の段差は酷い。

5月にしては異例の暑さで、外気温は何と33℃もあるが、車内は快適そのもの。12時頃、多賀SAに飛び込んで、昼食とした。メニューは、近江地方に敬意を表し、近江牛の3種盛り焼きにした。

神戸到着は、午後2時30分。早速、旧居留地内に位置する神戸ショールームに行ってみる。元町アーケイド街の近くのショールームは、大きなビルの1階にあり、目抜き通りに面していて、まさしく、神戸では最高のロケーションの場所のようだ。

関西のアストンのショールームは、大阪、名古屋についで、3店舗目で、何れも、八光カーグループの経営である。八光カーグループは、ジャガー、ランドローバー、フィアット、アバルト、アルファ・ロメオ、マセラティ、マクラーレンなどを手広く扱っているが、そのうち、アストン マーティンとジャガー、ランドローバーは、八光エル・アール社の扱いである。

オーナーの池田さん親子とは、長いお付き合いをさせて頂いているが、このところの八光カーグループの躍進ぶりは、本当に素晴らしいものがあり、最近では、名門 六甲山ホテルの買収、リニューアルまで手がけている。

AUTOCAR JAPAN 編集長 笹本健次

1949年生まれ。趣味の出版社として知られるネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長を務め、2012年1月よりWeb版AUTOCARの編集長も兼務する。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。
 
 
 

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