Juju(野田樹潤)ブログ

2020.10.13

Juju(野田樹潤)のデンマークF4挑戦。先日、サクっと振り返った第7〜9戦について、もう少し踏み込んで反芻しています。いろいろと考えることはあるけれど、秘策はただ1つ。「ぶっちぎるのみ」です。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第42話:デンマークF4選手権 唯一の「ガイコクジン」の難しさ

もくじ

欧州レース、激しいのは当然! でも……
デンマーク人と日本人女子という構図
わたしの秘策は1つ ぶっちぎるのみ

欧州レース、激しいのは当然! でも……

9月27日にリング・ジュルスランドで開催されたデンマークF4選手権の結果は、前回の第41話でレポートした通りです。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第41話:第7〜9戦の速報 やられたら? 結果で倍返し!

なんと3レースともレース中の接触によって順位を落としてしまうという結果になってしまったんです。

レースの直後はわたしもちょっと興奮してしまい、まさに「言葉を失う」という感じでした。

でもレースから少し経った今回のレポートでは、少し冷静にあの週末を振り返りつつ、レースの背景にあるものについて話してみようと思っています。

今年のデンマークのレースでは、これまでもいくつか理不尽とも思える接触がありました。

現役時代の多くの時間をヨーロッパで戦っていた監督(お父さんの野田英樹)には、今年のデンマークF4参戦が決まった時から、「日本よりもヨーロッパのドライバーは激しいレースをするし、接触することだってきっとあるはず」とは聞いていました。

6月の開幕戦では「今年は日本から女の子が参戦してきている」という物珍しさ程度の注目しかされていなかったと思います。

でも開幕戦でポール・トゥ・フィニッシュを飾ったことで、ライバルたちの意識が変わり、レースを重ねるごとにわたしに対するマークがきつくなってきたことを肌で感じていました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。4歳でKIDSカートデビューウィン。5歳で30cc/40ccダブルチャンピオン、9歳でFIA-F4の最年少デビュー。11歳、国際クラスFIA-F4マシンで「U-17大会」出場。2018年からF3に挑戦。2020年はデンマークF4参戦。2021年はアメリカF4 US→デンマークF4。2022年は「Wシリーズ」を中心に活動する。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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