Juju(野田樹潤)ブログ

2021.03.29

Juju(野田樹潤)は2021年シーズンF4 US参戦を見送ることになりました。取り急ぎのご報告です。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第51話:2021年シーズン F4 US参戦を見送ります

トップタイムは記録したけれど……

日本の皆さんこんにちは。

今回はUS F4の開幕戦の結果についてお伝えするつもりだったのですが、それができなくなったというお知らせです。

F4 USのもよう。

前回までのレポートでもお伝えしたように、新しいレースカーが届かないとか、レンタルした古いマシンがトラブル多発といった壁を乗り越え、プレシーズンテストでも最終に近いセッションでトップタイムを記録。

そしてわたしたちはようやく3月26〜28日にロード・アトランタで開催されるUS F4開幕戦にこぎつけました。

予選の前のフリープラクティスに出走したわたしは、ここでトップタイムを記録できました。それもただ1人だけ1分27秒台。

このタイムは週末を通しても誰にも破られないほどでした。

予選の前のプラクティスに記録したタイム。Juju(野田樹潤)の名前がトップに記されている。 画像:F4 US

ですがフリープラクティスの終了後に野田レーシングはUS F4参戦を見送る決定をしました。

F4 US参戦見送りを表明した公式ステートメント。 画像:NODAレーシング

理由はチームの公式のリリースにもある通り、諸事情による多岐にわたる問題が解決されないためです。

父であり監督の野田英樹とJuju(野田樹潤)。F4 USにて。

今後については監督とも話し合っている段階ですが、決まり次第ファンの皆様にお伝えしたいと思っています。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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