クルマ漬けの毎日から

2026.03.02

英国版で34周年! なぜ私はコラムを書くことが好きなのか?【クロプリー編集長コラム】

日常的なカーライフ コラムで伝える

長年コラムを書き続けてきた経験からすると、1週分のコラムはちょうど661語(英語)で書くと、3点の画像と見出しを含めて、割り当てられた誌面にぴったり収まることが多い。

ただ、通常よりも短い単語をたくさん使って書くこともよくあるので、実際には675~680語ほどで書くようにしている。また、AUTOCARの校正チームに長すぎる原稿を削る作業をしてもらわなくてもすむように、心がけてもいる。

新型コロナが大流行した2020年には、当時所有していたフォルクスワーゲン・カリフォルニア(キャンパー)が「理想の在宅オフィス」としてコラムに登場。

このコラムが素朴で日常的なところも、私は気に入っている。たとえば、カーデザイナーのゴードン・マレーなど、自動車業界の人たちに行なったインタビューや、フェラーリの聖地(イタリアのマラネッロ)を訪問した時のことなどを話題にしてきた一方で、クルマを洗車した話や、ホイールを縁石に当ててしまったといった、日常的な話を何倍も多く書いてきた。

ありがたいことに、読者の皆さまはこのコラムをいつも好意的に受けとめてくれている。本当に怒った手紙を受け取った回数は、この34年の間に片手で数えられるほどしかない。

もしジャーナリズムの世界にこのコラムを書くことよりも良い仕事があるとしても、私はその仕事を知りたいとは思わない。要するに、このコラムを書くことは、仕事としても最高なのだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    小島薫

    Kaoru Kojima

    ドイツ自動車メーカーの日本法人に在籍し、オーナーズマニュアルの制作を担当。その後フリーランスで翻訳をはじめる。クルマはハッチバックを10台以上乗り継ぎ、現在はクーペを楽しんでいる。趣味はピアノ。
 
 

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