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バック・トゥ・ザ・フューチャー再び デロリアンをEV化した男

2019.12.01

100字サマリー

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で有名なデロリアンDMC-12をEVに換装した男がいます。テスラ製のコンポーネンツを使い、およそ2600万円の費用をかけて製作したというクルマに試乗しました。まだ完成ではありませんが、今後に期待が持てる仕上がりです。

もくじ

デロリアンをEVに
パワートレインはテスラから流用
苦労したのは冷却と配線
80%程度の完成度

デロリアンをEVに

eメールが届いた。そこには「ドーセットまで行って元ロックンローラーらしい男に会ってきてくれないか?古いクルマに電動パワートレインを搭載したというんだ」と書かれていた。

EVは目覚ましい発展をとげており、それに試乗するのはやぶさかではない。しかしクラシックをベースにEVパワートレインをレトロフィットするのは少し違うのではないかというのがわたしの持論だ。電動化したジャガーEタイプでロンドン中心部を走ることもできるが、なぜそこまでしてロンドンを走りたいのだろうか。

デロリアンEV
デロリアンEV

しかしここプールでは、事態は少し違っていた。まず第一に、この男フィル・ウェインマンは本当にロックンローラーであった。彼は1960年代のセッションドラマーであり、その後スウィート、マッドそしてベイシティ・ローラーズなどをプロデュースしている。

そして次に、今回電動化されたクルマとはデロリアンであった。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で有名となったこのクルマなら、電動化しても様になるのではないだろうか。まして重く非効率なPRV型V6エンジンを置き換えるなら、良くなるしかないだろう。

しかしこのクルマを詳しく見るまえに、1つの疑問が湧き上がってきた。「なぜ?」というものだ。「わたしは以前から電動車に興味を持っていました」とウェインマンは語る。「80年代前半、ミネソタで作られたMG TDベースの電動キットカーを輸入しました。その後1990年代には電動車協会に加入し、わたしはメンバー77でした」

 
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