ニュース

2019.02.04

大予想 ジャガー・ランドローバーはどうなるのか? EV化/雇用/中国対策

編集部より

ジャガー・ランドローバーは、大きな転換期をむかえています。XE/XFの後継モデルについて、XJのあらたなステップ、従業員の解雇、そして中国マーケットへの対応。それだけではありません、ランドローバーではSUVの構成についても悩ましいようです。AUTOCAR英国編集部が今後を予想します。

もくじ

悩ましい? XE/XFの後継モデル
さらにもうひとつのジレンマ
従業員の解雇 中国市場への対応
期待されるSUVファミリーの展開
番外編:なぜ、JLRは全車を電動化しないのか?

悩ましい? XE/XFの後継モデル

ジャガー・ランドローバーの幹部たちは、ジャガーXEとXFの後継をどうするかについて決断を迫られている。両モデルとも英国における最近の販売台数は落ち着いており、昨年11月には電気自動車のIペースにも抜かれた。

波乱に満ちた2018年の後、同社はどのように再編と安定化を成し遂げようとしているか。それは将来に向けた製品計画を見れば明らかだ。

フェイスリフトを施したXEとXFが数カ月以内に発売になる一方で、同社の製品企画部は2023年初頭に予定されている後継モデルの発表に向けて戦略を練っている。

情報筋はJLRがこのプロジェクトを白紙から始めていると語っている。選択肢のひとつとしては、XEとXFをひとつのモデルの統合するというとAUTOCAR英国編集部は考えている。その新型車は電気自動車かあるいはプラグイン・ハイブリッドになるだろう、とも。

その間に、来年登場する新型XJは完全電気自動車になると見られている。ジャガーではこれが中国などの市場で、運転手付き高級車としてアピールすることを期待している。

JLRのラルフ・スペッツCEOは、現在のXE、XF、XJの販売不振によって同社がセダン市場から撤退せざるを得なくなることはないと語る。なぜなら「背が低い」クルマは2030年から施行が計画されているEUのCO2排出規制を遵守するには欠かせないからだと、最近プレスに語っている。

欧州委員会は先日、EU内で登録される新車の平均CO2排出量を、2021年まで有効な排出ガス制限と比べ、2025年に15%、2030年には37.5%減らさなくてはならないと宣言した。これは特に大きくて重いSUVを販売している会社にとって難問だ。

このタイムラインからJLRが直面する困難が明確になる。2023年に登場するプラグイン・ハイブリッドのXE/XFと新型XJは、2025年の規制値をクリアするのに十分だろうか?

そして、さらにもうひとつのジレンマがあることもわかっている。

 
最新海外ニュース