3列7人乗りEVで、市販化へ フォルクスワーゲン・ルームズ・コンセプト 上海ショー

公開 : 2019.04.15 06:10  更新 : 2019.04.16 16:21

VWが、市販版は「3列シート7人乗り」となるEVコンセプト、I.D.Roomzz(ルームズ)を世界初公開。Bピラーレスの広大な室内など、実車写真とともにご紹介します。

もくじ

I.D.ルームズ 実車写真7枚
Bピラーレス 内装は?
スペック/航続可能距離/充電時間

I.D.ルームズ 実車写真7枚

フォルクスワーゲンは、I.D.コンセプト・シリーズの最新モデル「Roomzz(ルームズ)」を上海モーターショーに先駆けて公開した。AUTOCARではその実車を撮影することできたのでご紹介しよう。

今回のコンセプト・モデルと同等のサイズ/形状で、2021年にデビューする予定だという。

2020年代後半にはEVのリーディングメーカーを目指す同社にとっては、重要なモデルで、量産仕様の発表を控えたI.D.クロス、同クーペの上位に位置することになる。

最大のポイントは、トゥアレグ(全長×全幅×全高:4915×1890×1760mm)よりも広い車内空間だ。

車体構造はMEBプラットフォームを採用。ホイールベースは2965mm。つまり、I.D.クロスよりも192mm長く、I.D.バズよりも135mm短いことになる。

外観は、フロントフェイスを囲むような水平のイルミネーションが特徴となっている。ヘッドライトの縁まで続き、車体のワイド感を強調。また、「VW」のエンブレムも点灯し、われわれの調べでは法規が許す市場では、オプションとして設定される見込みだ。

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