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2019.08.19

最古のポルシェ「タイプ64」落札ならず RMサザビーズ、オークションで大失態

編集部より

ポルシェの歴史を語る上で外せない「タイプ64」がRMサザビーズ・オークションに出品。世界中の注目を集めましたが、オークションが始まると痛恨のミスにより前代未聞の茶番劇に。

もくじ

入札、74億円までヒートアップも
まさかの流札 その経緯は?

入札、74億円までヒートアップも

text: Kazuhide Ueno(上野和秀)
photo: RMサザビーズ/Jack Schroeder

ポルシェ社では、1号車となるのは356-001と語られてきたが、ポルシェのエンジニアリング的に見れば、会社設立以前の戦前に送り出されたビートルの原型となるKdFとタイプ64は歴史的に見落せないモデルといえる。その「ポルシェ・タイプ64」が、北米で開催されたRMサザビーズ・モントレー・オークションに出品されたのである。

今年のRMサザビーズが開催するモントレー・オークションは、これまでになく気合が入っており、8月15日から17日の3日間で189台が用意され、そのラインナップには希少なモデルが数多く並び過ぎて貴重に思えなくなるほどだった。

「ポルシェ・タイプ64」
「ポルシェ・タイプ64」

事前に発表された予想落札額で100万ドル(約1億円)を超えるクルマは49台もあり、1000万ドル(約10億円超え)は5台が並ぶというスペシャルなオークションで、ポルシェ・タイプ64はその中でも特Aクラスといえる扱いで用意された。

ポルシェ・タイプ64は最終日のラストから14番前となる本命として扱われ、自走で静々とステージに上がった。事前の予想落札額はホームページでは未発表だったが、AUTOCARのインタビューでは2000万ドル(21億3000万円)に達するだろうと語られている。

いざオークションが始まり予想落札額を上回る3000万ドルからスタートすると激しい入札が続き7000万ドルにまで上昇。日本円にして74億5500万という世界記録が見えてきたのだが……。

 
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