【販売増 2つの理由】マクラーレン日本支社 見えた課題・次の一手

2020.02.18

サマリー

前年比で約60%も販売を伸ばした「マクラーレン日本支社」。その理由は2つあると考える同社代表にインタビュー。見えた課題と、次の一手を教えてくれました。

もくじ

マクラーレン日本支社代表に訊く
富裕層が動いた
パーツ待ちを短縮化
楽しむコミュニティを

マクラーレン日本支社代表に訊く

text:Kenji Momota(桃田健史)
photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

日本でのマクラーレンの業績が好調だ。

日本自動車輸入組合の調べでは、2019年は前年比159%となる年販353台を記録。アストン マーティン(314台)を抜き、スーパーカーのツートップ、フェラーリ(870台)とランボルギーニ(678台)を見据えた追撃体制に入ったように見える。

新たなカスタマーを呼び込むことが期待される新型車「マクラーレンGT」
新たなカスタマーを呼び込むことが期待される新型車「マクラーレンGT」

そうした中、マクラーレンとして初めて、東京オートサロン(2020年1月)に自社ブースを構え、昨年発表した「GT」などを出展した。メディア向けプレゼンテーションの後、マクラーレンの日本戦略について、マクラーレン・オートモーティブ・アジアのヘッド・オブ・ジャパンである正本嘉宏氏に話を聞いた。

ーー東京オートサロン出展の理由は?

「マクラーレンは、究極の走りの楽しさを提供するブランドだ。オートサロンはクルマ好きが集まる場であり、マクラーレンにとって新たな顧客と接する場にしたい。これまで、日本のクルマ好きの皆さんにマクラーレンの価値をはっきりと伝えられていなかったことを踏まえて、この場を選んだ」

ーースポーツシリーズ、スーパーシリーズ、アルティメットシリーズと、確実にプロダクト・ポートフォリオを形成してきたが、昨年の販売実績、年間353台は想定の範囲内だったか?

「我々の想像以上に販売が伸びた。理由は2つあり、まずLTシリーズが人気となったこと。2つめは国内5番目の拠点である東京のマクラーレン麻布がオープンしたことだ」

2018年夏に「600LT」についてお話を聞いた時点では、日本でより活発的な顧客対応プログラムを展開するとお話しされていた。

富士スピードウェイでのトラックデージャパン2019年は参加台数ではマクラーレン販売国として第1位となる規模まで拡大。カルチャー体験を含めた10日間プログラムも開催されるという2020年について伺ってみた。

 
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