【法的手段へ】フェラーリ初のSUV モデル名「プロサングエ」の使用をめぐり争う姿勢  イタリア慈善団体と

2020.02.05

サマリー

フェラーリは、モデル名「プロサングエ」の使用権をめぐって、イタリアの慈善団体と法的に争う姿勢を明らかにしました。同社は、ブランドイメージの保護のため、これまでも何度か法的手段を用いており、今後の動向が注目されます。

「プロサングエ」

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

フェラーリは、同社初のSUVのモデル名をめぐって、慈善団体と法的に争う姿勢を明らかにした。

ポルシェ・カイエンのライバルとなる新しいモデルに、フェラーリが使用する計画をしていた「プロサングエ」という名前は、「サラブレッド」または「純血」を意味する。

フェラーリ「プロサングエ」のAUTOCARによるイメージ図
フェラーリ「プロサングエ」のAUTOCARによるイメージ図

同社は2018年にこの名前の採用を決めたが、それより以前の2013年から、ザ・プロサングエ・ファンデーションと呼ばれるイタリアのアンチ・ドーピング・チャリティー団体によってすでに使用されている。

フィナンシャル・タイムズのレポートによると、フェラーリは、慈善団体が独占権を主張できるほど、その名前を商業的に十分に使用していないと主張し、名前の使用権を取得するため、ボローニャで法的手続きを開始したとのことだ。

慈善団体は2013年にプロサングを商標として登録し、後に初めてSUVの詳細が公開された際、フェラーリの名前の商標登録の試みを阻止している。

ザ・プロサングエ・ファンデーションの弁護士はフィナンシャル・タイムズに対し、慈善団体は衣料品ブランドのアディダスと継続的なブランド提携を結んでいると述べている。

2014年、音楽プロデューサー、デッドマウスが、バイラル動画に触発された独特のペイントを自らの458に施した際に中止通知を送るなど、フェラーリは、ブランドイメージを保護するため、これまでも何度か法的手段を用いている。

 
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