アウディR8フェイスリフト、V10プラスも追加

公開 : 2012.07.26 18:11  更新 : 2017.06.01 01:00

アウディR8のフェイスリフトが9月のパリ・モーターショーを前に発表された。

修正されたR8の特徴は、内外に亙るスタイルの調整、新しい7速Sトロニック・デュアル・クラッチの採用、そしてV10プラス・モデルの追加などが主なところだ。

エクステリアでは、リデザインされたフロント・バンパーとLEDヘッドランプ、そして新しいリア・バンパー、ライト・クラスターを特徴とする。またR8のロゴも新しくされ、リア・ディフューザーと両脇のシングル・エグゾースト・パイプもリデザインされている。

エンジンは424bhpの4.2リッターV8と、518bhpの5.2リッターV10で、現行の6速オートマティックから、ギアボックスを7速Sトロニック・デュアル・クラッチに交換している。0-100km/h加速が0.3秒早くなり、CO2排出量も22g/km低くなる。エントリー・レベルのV8は0-100km/h加速が4.3秒、V10モデルは3.6秒だ。

R8に新しく加わるモデルがV10プラスだ。これはクーペのみに用意されるモデルで、パワーは24bhpアップの542bhp、最高速度は317km/h、0-100km/h加速は3.5秒に短縮される。サスペンションもスプリング、ショック・アブソーバ含めて見直され、カーボンファイバー製のフロント・スプリッター、ミラー・ハウジング、エア・ベントが装着される。エグゾースト・パイプはブラック・フィニッシュでサイズも大きくなる。また軽量のバケット・シートもR8プラス・モデルの特徴となる。

価格はまだ明らかにされていないが、V8クーペが113,550ユーロ(1,077万円)、V10が154,600ユーロ(1,485万円)、V10プラスは173,200(1,650万円)からという値段になるだろう。

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