【スピードの肝はインドにアリ】ホンダWR-Vが改良&特別仕様車を設定

公開 : 2025.03.06 11:00

スピードの理由はインドにアリ

インテリアも、エアコンのアウトレットとコンソール周りにピアノブラックをあしらい、ステッチ関係はステッチブラックを採用。「アクセントとしてブラックを入れることにより、エクステリアと同じ印象付けをしています」とのことだった。

通常1年程度で商品力強化は行わないが、今回素早く対応できたのは、SUV市場の動向の早さとともに、インドのホンダカーズ・インディアにあるラインアップを組み合わせ、日本仕様に仕上げることができたからだ。

細部に施されたピアノブラックがインテリアのクラス感を上げている。
細部に施されたピアノブラックがインテリアのクラス感を上げている。    田中秀宣

例えばブラックスタイルに近い仕様としてブラックエディションがインドには存在するが、こちらは日本仕様のシルバー部分も全てが真っ黒とのこと。しかし、「日本のお客様は近年ファッションとしてワンポイントアクセントを入れるなどの傾向があります。そこでクルマとしてもWR-Vの象徴的なシルバーは残しました」と、平村さんはこの仕様は日本のみであることを説明する。

ガソリン、FFのみにすることで開発コストを抑えたWR-V。今回、為替の影響等もあり5~6万円アップしているが、それでもトップグレードのZ+ブラックスタイルで258万600円に抑えたのは企業努力といえるだろう。競合の多い市場だけに今後の動向に注目したい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    内田俊一

    日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。長距離試乗も得意であらゆるシーンでの試乗記執筆を心掛けている。クラシックカーの分野も得意で、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員でもある。現在、車検切れのルノー25バカラとルノー10を所有。
  • 撮影

    田中秀宣

    Hidenobu Tanaka

    写真が好きで、車が好きで、こんな仕事をやっています。
    趣味車は89年式デルタ・インテグラーレ。

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