【コスパ最強】アマゾンのジェフ・ベゾス氏も出資 格安EVピックアップトラック登場

公開 : 2025.05.01 07:45

ジェフ・ベゾス氏が出資しているスレート社が米国向けの新型EVピックアップを公開しました。コンパクトで実用的なトラックとなっており、価格はなんと約280万円から。来年末に納車を開始するといわれています。

EVピックアップトラック市場の開拓者となるか?

アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス氏が支援する米国の新興EVメーカー、スレート・オート(Slate Auto)は、補助金込みで約2万ドル(約285万円)で購入できるというコンパクトピックアップトラックを公開した。

スレート・オートは今回の発表に至るまで市販車の情報を一切公表していなかったが、現在予約を受け付けており、来年末に納車を開始する予定だという。車名はシンプルに『トラック(Truck)』とされた。米国政府による補助金を受けなくても、価格は約2万7000ドル(約385万円)と比較的安価に抑えられる。

2シーターのコンパクトで実用的なスレート・トラック。
2シーターのコンパクトで実用的なスレート・トラック。    スレート・オート

実用重視の2シーターで、今のところ米国でのみ展開される予定だという。内燃機関が依然として強く支持されるピックアップトラック市場において、EVを手頃な価格でより魅力的なものにするために、コストを抑えるように設計されている。

例えば、モノリシックなシルエットのコンポジットボディはクロームパーツや不要な装飾が施されておらず、窓は手動で、タッチスクリーンの代わりにスマートフォン用マウントがある。スピーカーはオプションで装着可能で、USBポート、集中ドアロック、クルーズコントロールが標準装備となる。

スレート・トラックはカスタマイズ性が高く、さまざまなボディカラー、キット、アクセサリーが用意されている。容量1047Lの荷室を追加するコンバージョンキットを選べば、5人乗りのコンパクトSUVやファストバック・クロスオーバーに仕上げることもできる。

電力は床下の52.7kWhまたは84.3kWhのバッテリーから供給され、航続距離は240kmまたは380kmとされる。それぞれ30分以内に20〜100%の急速充電が可能だという。

パワートレインはリアアクスル搭載のシングルモーターで、最高出力204ps、最大トルク27kg-mを発揮。0-97km/h加速にかかる時間は8.0秒、最高速度は145km/hに達する。

スレート・オートは、ドナルド・トランプ米大統領が新たに導入した外国製自動車に対する25%の輸入関税の対象とならないよう、米国中西部の工場でトラックを製造する予定だが、同社はその詳しい場所や、自社で製造するのかどうかに関しては明らかにしていない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    小河昭太

    Shota Ogo

    2002年横浜生まれ。都内の文系大学に通う現役大学生。幼いころから筋金入りのクルマ好きで、初の愛車は自らレストアしたアウトビアンキA112アバルトとアルファロメオ2000GTV。廃部になった自動車部を復活させようと絶賛奮闘中。自動車ライターを志していたところAUTOCAR編集部との出会いがあり、現在に至る。instagram:@h_r_boy_
  • 編集

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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