【純正HIDをLEDに】カーメイトのワンタッチ交換できるバルブ 選べる2色
公開 : 2025.05.01 07:05
暗くなってきたHIDヘッドライト、交換したいけれどLED化は手間がかかりそうで敬遠していたユーザーに朗報。カーメイトの『GIGA LEDヘッドバルブ D10』は、簡単な交換が可能。明るく長寿命で、色も選べます。
約900万台のHID搭載車オーナーは注目
クルマのヘッドライトの光源は長らくハロゲンバルブが使われていたが、1990年代中頃から上級車種を中心に採用されるようになったのが、キセノンやディスチャージとも呼ばれる『HID』。それまでのハロゲンバルブとは比べ物にならない明るさと真っ白な光、そして長寿命と、すべてにおいて優秀な理想的光源として、次々と多くの車種に採用されるようになった。
そんなわけで上級車やミディアムクラス、ベーシッククラスの上級グレードについてはHID装着車がかなりあり、光源の中心がLEDに切り替わった現在でも、車齢10年前後を中心に約900万台程度が現役で走っているという。

そんなHID装着車で困ってしまうのが、経年劣化によるトラブルだ。
というのも、HIDの寿命はハロゲンバルブに比べて長いものの、一般的に2000時間程度と言われており、明るさは新品時の70%程度まで落ちてくる。夜間の前方視界を確保できなくなるばかりか、ヘッドライトレンズが曇っていれば車検も通過できなくなる。もちろんひどくなれば点滅やちらつき、変色、非点灯など、さまざまな症状が現れる可能性がある。
当然、寿命が疑われた場合には純正HIDバーナーと同仕様のものに入れ替えればいいわけだが、せっかくならば現代の主流であるLEDに光源を変更したい。LEDは年々性能が向上しており、信頼性の高い製品であればHIDに比べて格段に明るく、消費電力も少なく、寿命も約5倍(=1万時間程度)となる。価格がHIDバーナーに比べて高価であっても、性能の高さを考えればLED化するのがあらゆる面でオトクだ。
HID用ヘッドライトユニットに最適化したLEDバルブ
クルマのパーツに詳しい人ならば、HIDとLEDでは形状やシステムが異なるのに入れ替えられるのか? と疑問に思う人もいるかもしれない。だが、近ごろは、HIDバーナーのリプレイス専用に開発されたLEDバルブが国内外の多くのメーカーからリリースされており、これを活用できる。
そんな中でも注目をしたいのが、カーメイトからリリースされた『GIGA LEDヘッドバルブ D10』だ。

カーメイトといえば車内アクセサリーやルーフキャリア、タイヤチェーン、チャイルドシート、ドラレコなど、多くのジャンルのカー用品を手がけるメーカーだが、じつはHIDバーナーを20年にわたって自社製造している。ここで得られた技術とノウハウを投入することで、HID用ヘッドライトユニットに最適化したLEDバルブを生み出したというというわけだ。
LEDバルブの本体は、ドライバーユニットを内蔵しながらもHIDバーナーと同じ全長とし、独自の高輝度LEDチップを採用するとともに発光点の位置調整が図られている。
これにより純正HIDの6000lm(ルーメン)を上回る1万lmという、約60%アップの驚くべき明るさを実現! これは、車検基準値の約2.9倍の明るさとなる。さらに、車両前方をワイドに照射しながらも対向車を幻惑させない配光としているのも特徴だ。
そして2024年8月より順次車検に導入されている『ロービーム検査』にも適合しており、純正HIDバーナー使用時と同等のカットオフラインを実現。もちろん安心して車検を受けられ、3年の長期製品保証も付帯している。







