注目モデル目白押し!日本最大級の模型展示会『静岡ホビーショー』【長尾循の古今東西モデルカーよもやま話:第7回】

公開 : 2025.05.28 17:05

コレクションに適した1/64と、大きな存在感が魅力の1/18

ミニカーは多くのメーカー、インポーターのブースで膨大な数の新作が発表、展示されました。一昔前まではミニカーのメインスケールといえば世界的に1/43でしたが、昨今では数を集めるコレクションに適した小さな1/64と、大きな存在感が魅力の1/18という両極のスケールの人気が高まっています。

それらの代表としてご紹介するのは『テクノモデル』の1/64フェラーリF40LMと、『スパーク』の1/18 オートエグゼLMP99です。

テクノモデルの1/64フェラーリF40LMはリアカウルが脱着可能な精密さ。
テクノモデルの1/64フェラーリF40LMはリアカウルが脱着可能な精密さ。    長尾循

テクノモデルはイタリアの小さなモデルカーメーカーで、これまでは主に1/43や1/18スケールのレジンモデルを少量生産してきましたが、そんな同社の新たな試みがこちらのフェラーリF40LMのダイキャストモデル。リアカウルが脱着可能で、内部のエンジンなども精密に再現されています。

一方のスパークのam/pmオートエグゼLMP99は、同社の十八番であるレジン製プロポーションモデル。1999年のル・マンに寺田陽次郎/フランク・フレオン/ロビン・ドノヴァン組のドライブで参戦したマシンです。

レースの結果は74周目でリタイヤというものでしたが、そんなマイナーなマシンをきっちり再現してリリースするこだわりは、マニアックなラインナップで知られるスパークの面目躍如。さらにこの#24は、今から25年前に創立されたスパークが同社初の1/43オリジナルミニカーとしてリリースした車種そのものなのです。

そんなメモリアルなマシンを、同社の創立25周年を機により大きなスケールで改めてリリースするという粋な企画。そのパッケージにも注目です。

この他にも注目すべきモデルが目白押しの第63回静岡ホビーショー。本文ではご紹介しきれなかったアイテムも含めて写真でご覧ください。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    長尾循

    Jun Nagao

    1962年生まれ。企画室ネコ時代を知る最後の世代としてモデル・カーズとカー・マガジンの編集に携わったのち定年退職。子供の頃からの夢「クルマと模型で遊んで暮らす人生」を目指し(既に実践中か?)今なおフリーランスとして仕事に追われる日々。1985年に買ったスーパーセブンにいまだに乗り続けている進歩のない人。
  • 平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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