【フェラーリ新型】ローマの後継モデル『アマルフィ』を発表 640psへと進化 扱いやすさを追求

公開 : 2025.07.02 08:25

デザインは大幅に刷新

メカニズム面での進化は多岐にわたるが、デザインに関しては「進化的刷新」といえる。チーフデザイナーのフラヴィオ・マンゾーニ氏は、「ローマのデザインエッセンスを維持しつつ、よりモダンに仕上げる」ことを目指したと語る。

外装はウィンドウグラフィックを除く全パネルを新設計。特にフロントマスクは大きく刷新され、ローマの尖ったノーズとグリルは姿を消し、プロサングエに通じる新デザインが与えられた。

フェラーリ・アマルフィ
フェラーリ・アマルフィ    フェラーリ

「新型フェラーリのアイデンティティと整合性を保ちつつ、同じデザイン要素の繰り返しにならないよう配慮した。同時に、モデル間で“ファミリー感”も重要だと考えています」とマンゾーニ氏は説明。

インテリアでは、アルミ削り出しによる新設計のセンターコンソール、通称『ブリッジ』が採用され、10.25インチの中央インフォテインメントディスプレイ、15.6インチのデジタルメーター、8.8インチの助手席スクリーンが並ぶ。

また、ユーザーからの要望により、物理ボタン式のスタート/ストップスイッチを含むステアリング操作系が復活した点も注目に値する。

なお、車名が『ローマ』から『アマルフィ』へと変更された理由について、マーケティング責任者のエンリコ・ガリエラ氏はこう語っている。

「作品を購入するとき、その名称は新しくあるべきです。このクルマは新しいストーリーを持っているので、それにふさわしい“名前”が必要だったのです」

新型フェラーリ・アマルフィのデリバリーは2026年初頭に左ハンドル市場から開始され、続いて右ハンドル仕様も登場する予定である。イタリア本国での価格は24万ユーロ(約4000万円)からとなる。

なお、ローマ・スパイダーはアマルフィと並行して販売が継続され、アマルフィのスパイダーバージョンも数年の内に登場する見込みである。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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