【ホンダ・シビックe:HEV RSプロトタイプ】ハイブリッドにもRS登場!プレリュードのS+シフト搭載で年内発売へ #TAS2026

公開 : 2026.01.10 15:45

ホンダは、1月9~11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2026』において、『シビックe:HEV RSプロトタイプ』を発表しました。ガソリンエンジン+MTに続き、ハイブリッドにもRS登場です。

電動化を見据えてハイブリッドにもRSを設定

ホンダは、1月9~11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2026(以下TAS)』において、『シビックe:HEV RSプロトタイプ』を発表した。

今回、ホンダ・ブースで、メインステージには展示されていないものの事前に出展が公表されており、注目を集めていたクルマがある。それがこの『シビックe:HEV RSプロトタイプ』だ。

ホンダ・シビックe:HEV RSプロトタイプ
ホンダ・シビックe:HEV RSプロトタイプ    山田真人

『プロトタイプ』とは謳っているが、プレスカンファレンスでは「年内に発売予定」と本田技研工業の統合地域本部日本統括部である川坂英生統括部長からアナウンスがあった。

TASというイベントの性格を反映してか、カラーリングは約30年前に当時のシビックが全日本ツーリングカー選手権でチャンピオンを獲得したときのデザインをオマージュしたもの。シビックに脈々と受け継がれる走りへの情熱を表現しているとのことだが、クルマの概要に関して本田技研工業ICE完成車開発統括部の菊地晋アシスタントチーフエンジニアにお話を伺った。

昨年マイナーチェンジでさらに高人気となっているエンジン車(VTECターボ+MT)のシビックRSも、途中からの引き継ぎではあったが菊地氏が担当していた。

エンジン車のシビックRSを発表した時点で『CVTのRSも出して欲しい!』という声が上がったが、これからの電動化を見据えて、ガソリンターボ+MTの現行RSと、ハイブリッドのRSというラインナップがベストだろう、となったそうだ。

プレリュードに採用された『ホンダS+シフト』搭載

詳細に関しては未発表だが、パワートレインは従来型シビックのe:HEVと同じ、2.0L直噴アトキンソンサイクルDOHCエンジンに2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせたハイブリッドだ。

足まわりはエンジン車のシビックRS同様にチューンされている。つまりは、RSの足まわりを装着したe:HEVのシビックと考えてもらえればいいだろう。

本田技研工業ICE完成車開発統括部の菊地晋アシスタントチーフエンジニアにお話を伺った。
本田技研工業ICE完成車開発統括部の菊地晋アシスタントチーフエンジニアにお話を伺った。    篠原政明

エクステリアは、派手なカラーリングで少し分かりにくいが、基本的にエンジン車のシビックRSと変わらない。

インテリアも、メーター表示やセレクターなどはe:HEVのものとなるが、シートやドア内張りといった内装はエンジン車のシビックRSに準じる。

そして、このシビックe:HEV RSの最大のウリは、プレリュードと同じ『ホンダS+シフト』を搭載していることだ。これは加減速時に緻密にエンジン回転数をコントロールし、ダイレクトな駆動レスポンスと鋭い変速を実現することで、ハイブリッド走行でもエンジン車のマニュアル変速のような走りが楽しめる制御システムだ。

プレリュードの走りから想像するに、ハイブリット車とはいえ、このシビックe:HEV RSもかなり走りを楽しむことができそう。

「シビックのRSは欲しかったけれど、ふだん使いなどを考えるとマニュアルは……」と思っていた人も多いのではないだろうか。このシビックe:HEV RSの追加設定で、シビックRSの人気がさらに高まることは間違いなさそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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