現存する米国最古の自動車メーカー ビュイックの歴史(中編) ゴージャスで美しいデザインと強力なエンジン
公開 : 2026.01.31 11:25
V6という未知の領域へ
1962年発売のスペシャルは、当時北米市場ではほぼ未知のレイアウトであったV6エンジンをビュイックとして初めて搭載したモデルだ。当初『ファイアボール』と呼ばれカイザー・ジープに売却されたが、1970年代初頭の石油危機後にGMが権利を買い戻した。
その後もV6エンジンの開発は継続され、後に『3800』として知られるようになり、2008年まで生産が続けられた。ビュイック最後の搭載車は2009年のラクロスである。

グランスポーツの称号
ビュイックの高性能モデルは1965年以降、グランスポーツまたはGSの名で呼ばれてきた。その先駆けとなったのは7.0LネイルヘッドV8エンジンを搭載したスカイラークだが、1970年に登場したGSXは紛れもないマッスルカーだ。
GSXは2代目スカイラークの特別仕様車で、7.5L V8エンジン、前後スポイラー、通常より硬めのサスペンションを備えている。1970年に678台が生産されたが、そのうち500台がサターンイエロー、178台がアポロホワイトに塗装された。

(翻訳者注:この記事は「後編」へ続きます。)




















