1日かけても回りきれない! 北米の大地で見つけたクラシックカー 40選(後編) ジャンクヤード探訪記
公開 : 2026.01.04 11:45
米国の巨大ジャンクヤードを巡り、スクラップ同然のクルマにレンズを向ける探訪記シリーズ。今回は、ウィスコンシン州で見つけた膨大な数のクラシックカーの中から「掘り出し物」をピックアップして紹介します。
もくじ
ーフォード(1937年)
ーリンカーン・プレミア(1957年)
ーオペルGT
ービュイック・ルセイバー(1962年)
ーナッシュ(1937年)
ーシボレー(1957年)
ーフォード(1947年)
ーダッジ・ポラーラ(1971年)
ーメルセデス・ベンツ420 SEL
ープリムス・カスタム・サバーバン(1959年)
ービュイック・センチュリー(1957年)
ーフォード・クレストライン・ビクトリア(1954年)
ービュイック・ワイルドキャット(1964年)
ーリンカーン・コンチネンタル
フォード(1937年)
1937年のフォードにおける最大のニュースは、既存の2.6LフラットヘッドV8に加え、エントリーレベルの2.2L V8が導入されたことだ。これにより、60psまたは85psのエンジンを選択できるようになった。驚くべきことに、こちらの4ドア・セダンは今もV8専用ホイールトリムを保持している。
デザイン的には特に評価されなかったが、1937年モデルは好調な売れ行きを示し、94万2005台という記録的な販売台数を達成した。この数字は、その後13年間破られることはなかった。

リンカーン・プレミア(1957年)
リンカーン・プレミアの生産期間は1955年から1960年までと短かった。
1957年、この個体が出荷された当時、プレミアはリンカーンの総販売台数の大部分を占めていた。生産台数3万5223台のうち、ほぼ半数がこの個体のような2ドア・ハードトップだった。ジャンクヤードに頻繁に出回るようなモデルではなく、この個体には入手困難なスペアパーツが多数残っている。

オペルGT
シボレー・コルベットの外観によく似たオペルGTだが、性能は及ばなかった。オプションの83psの1.9Lエンジン(標準は1.1L)を搭載した場合、最高速度は約185km/h、1/4マイル(401m)加速は17.8秒とされた。
1968年から1973年までの6年間に生産された10万3463台のうち、約7万台がドイツから米国に輸出され、ビュイック販売店を通じて販売された。

ビュイック・ルセイバー(1962年)
ウィスコンシン州の陽光を浴びて、この1962年式ビュイック・ルセイバー2ドア・ハードトップクーペのクロームは鮮やかに輝き、手入れの行き届いた塗装を引き立てている。ヤードの比較的新しい区画に置かれ、周囲の若い車両の中でひときわ目立っているが、おそらく最近持ち運ばれたのだろう。
驚くほど素晴らしい状態で、まだ部品の脱落もない。V8エンジンは今もボンネットの下に積まれていると考えられる。

ナッシュ(1937年)
このナッシュはウィスコンシン州ケノーシャで生産された。現在の保管場所からクルマでわずか4時間の距離だ。1937年式で、同年に生産された9万台のうちの1台である。良質なスペアパーツの供給源となってきたことは明らかだ。
ナッシュ・モーターズは1916年、元GM社長チャールズ・W・ナッシュ(1864-1948)がトーマス・B・ジェフリー・カンパニーを買収して設立したメーカーだ。























