1日かけても回りきれない! 北米の大地で見つけたクラシックカー 40選(前編) ジャンクヤード探訪記
公開 : 2026.01.04 11:05
米国の巨大ジャンクヤードを巡り、スクラップ同然のクルマにレンズを向ける探訪記シリーズ。今回は、ウィスコンシン州で見つけた膨大な数のクラシックカーの中から「掘り出し物」をピックアップして紹介します。
もくじ
ー4時間の取材では足りなかった……
ーヤードの入口
ーキャデラック(1955年)
ーシボレー・セダンデリバリー(1953年)
ーフォード・ギャラクシー(1959年)
ーAMCペーサー
ービュイック・リビエラ(1966年)
ーフォード・コンバーチブル(1963年)
ーナッシュ・エアフライト・ステーツマン(1950年)
ーフォード・ブロンコ・エディ・バウアー
ープリムス(1952年)
ーパッカード・クリッパー(1954年)
ープリムス・ダスター
4時間の取材では足りなかった……
米国ウィスコンシン州オークレアにある巨大ジャンクヤード『クーリーズ・ステートワイド・スクラップ&サルベージ(Cooley’s Statewide Scrap & Salvage)』は、創業50年を誇り、驚くべき数のクラシックカーやビンテージカー、トラックを取り扱っている。
筆者はこのクルマの聖地を4時間かけて巡ったが、それでもほんの一部しか見ることができていない。もしかしたら、見逃した掘り出し物がまだたくさんあるかもしれない。

ヤードの入口
クーリーズ・ステートワイド・スクラップ&サルベージの入口は、訪れる者を魅了する。敷地内に眠る宝物を予感させるような、誘惑的な光景である。

キャデラック(1955年)
ナンバープレートの両側に配された3本のクロームモールディングから、1955年式のキャデラック・シリーズ62であることがわかる。敷地内の草が生い茂った一角に置かれており、どうやら長期間放置されているようだ。驚くべきことにテールライトに至るまで、ほぼ完全な状態を保っている。
1955年、キャデラックは14万777台を販売し、米国で10番目に売れた自動車ブランドとなった。

シボレー・セダンデリバリー(1953年)
この素晴らしい1953年式シボレー・セダンデリバリーの側面に残るサインによれば、かつてピーターソンズ・パイズという会社の社用車だったようだ。地元企業だったのだろうか? 残念ながら、今日ではネット上にその痕跡を見つけることはできない。セダンデリバリーは現在では非常に人気の高いバンだが、この車両はフロント部分が欠けている。

フォード・ギャラクシー(1959年)
この1959年式フォード・ギャラクシー2ドア・ハードトップの周囲にはかなりの空きスペースがある。おそらく、多くの車両が破砕機にかけられ、金属スクラップとして売却されていったのだろう。
誰かが青い防水シートでエンジンを覆ったようだが、その下に隠れているのが3.7L V6なのか、それとも4.8L V8なのかはわからない。

AMCペーサー
AMCペーサーの助手席側から撮影した写真。興味深いことに、ペーサーの助手席ドアは運転席側より4インチ(102mm)長くなっている。これは後部座席への乗り降りを容易にするためだ。しかし、英国などの右ハンドル市場に輸出された際、ドアの左右は入れ替えられなかった。これにより、運転席側に大きな開口部が残されたのだ。





















