スバル・フォレスターを雪上で比較試乗! 軽快でひたすら楽しい『スポーツ』、走りに安心感『S:HEV』

公開 : 2026.02.12 11:45

燃費改善で販売が伸びるS:HEV

続いて『XブレークS:HEV EX』に乗り換えると、走り出してすぐにスポーツとの差を感じ取れた。スポーツに比べて80kg増の車重1740kgであることが、ドライバーに伝わる。決して重くてずっしりした感じではなく、クルマ全体の動きが落ち着いている印象だ。

ステアリングの切り出しでクルマのノーズがコーナーイン側に素直に向くのは、まさに水平対向エンジンならでは。また、排気量が2.5Lでかつ電装部品があることでエンジン全体の高さが1.8Lターボより長いこともあり、コーナーリング中のクルマの姿勢がスポーツよりも、少しゆったり動くサスペンションセッティングになっている。

一方の『S:HEV』は、クルマ全体の動きが落ち着いている印象だ。
一方の『S:HEV』は、クルマ全体の動きが落ち着いている印象だ。    スバル

シャーベット状の路面ではスポーツに比べるとクルマ全体の揺れが大きいが、先代モデルのマイルドハイブリッド車と比べると、モーターが高出力化している。そのためアクセル操作に対するクルマの応答性が上がっており、走りの安心感は十分に高い。

これならば、雪道の長距離移動でもドライバーと乗員の疲れが少ないだろう。

なおスバルによれば、ユーザーの新型フォレスター購入の決め手は、ハイブリッド車の燃費がよくなったことと、刷新されたデザインだという。現状でS:HEV系とスポーツの国内販売比率は6:4。ともにフォレスター・ユーザーからの買い替えが主流だ。

そのほか、フォレスター目当てにスバルの販売店に初めて来店する人も増加傾向にあるというから、その勢いはしばらく続きそうである。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    桃田健史

    Kenji Momota

    過去40数年間の飛行機移動距離はざっと世界150周。量産車の企画/開発/実験/マーケティングなど様々な実務を経験。モータースポーツ領域でもアメリカを拠点に長年活動。昔は愛車のフルサイズピックトラックで1日1600㎞移動は当たり前だったが最近は長距離だと腰が痛く……。将来は80年代に取得した双発飛行機免許使って「空飛ぶクルマ」で移動?
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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