キャデラック史上最速のSUV! 初の電動Vシリーズ『リリックV』日本初公開 6月21日まで期間限定予約開始

公開 : 2026.03.26 11:45

グーグル・ビルトインで常にインターネットと接続

エクステリアでは、ローダウンされたフォルムに22インチの大径ホイールが際立つ。

長いフロントフードからルーフラインへと流れる美しいサイドシルエットはリリックと共通だが、専用のフロントフェシアやサイドロッカーのデザインが、スポーティさと洗練を高い次元で融合。そしてダークカラーの専用リバースリムホイールとブラックのルーフを標準装備して、全体の印象を引き締めている。

グーグル・ビルトインを搭載し、クルマは常にインターネットと接続される。
グーグル・ビルトインを搭載し、クルマは常にインターネットと接続される。    ゼネラルモーターズ・ジャパン

また、グーグル・ビルトインを搭載し、クルマは常にインターネットと接続され、必要なデータ通信は新車から8年間無償で利用できる。『マイキャデラック』アプリを使えば、クルマの状態をスマートフォンから確認もできる。

このグーグル・ビルトインは4月1日以降に販売されるリリック・スポーツにも搭載され、既に納車済みの車両も後日無償アップデートで対応する予定だ。

キャデラック・リリックVは、3月25日から6月21日までの期間限定で、予約注文による受注生産方式となる。ステアリング位置は右のみ。

ボディカラーは、前述のラディアントレッド・ティントコートをはじめ、ステラーブラック・メタリック、アージェントシルバー・メタリック、バイブランドホワイト・トライコート、エメラルドレイク・メタリックの5色を設定。

車両価格は1890万円。デリバリーは、来年初頭からを予定している。

キャデラック・リリックVのスペック

全長×全幅×全高:5005×1985×1640mm
ホイールベース:3085mm
車両重量:2680kg
モーター:交流同期電動機×2
最高出力:475kW(646馬力)
最大トルク:904Nm
バッテリー総電力量:95.7kWh
WLTPモード航続距離:471km
駆動方式:4WD
タイヤサイズ:275/40R22
価格:1890万円

キャデラック・リリックV、価格は1890万円となる。
キャデラック・リリックV、価格は1890万円となる。    ゼネラルモーターズ・ジャパン

レース活動による知見を活かしたクルマを作るGM

今回の発表会には、ゼネラルモーターズ(GM)パフォーマンス&モータースポーツコマーシャルオペレーションズのバイスプレジデントであるジム・キャンベル氏も登壇し、GMとモータースポーツとの関わりや、この週末に鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPに向けてキャデラックF1について語った。

GMはモータースポーツにおいても長い歴史とヘリテージがあり、現在も多くのモータースポーツに関与している。2025年はキャデラックとシボレーで114勝を上げ、8つのドライバーズチャンピオンシップと4つのマニュファクチャラーズタイトルを獲得。

キャデラックF1について語るゼネラルモーターズのジム・キャンベル氏。
キャデラックF1について語るゼネラルモーターズのジム・キャンベル氏。    篠原政明

レース活動による知見を活かしたクルマ作りも行い、最近ではAIも活用。また、モータースポーツ活動はエンジニアを鍛えるのにも最適だとし、「勝利することがブランドのイメージを高め、販売促進にも繋がる。そして何よりもGMはモータースポーツを愛している」と表明。

今シーズンからキャデラックはF1に参戦しているが、2025年3月にエントリーが認められるまでに3年半かかったという。初戦のオーストラリア、第2戦の上海ともまずまずの成績を収めたが、F1はテクノロジーの闘いの場。今シーズンはどのGPでもしっかりと学び取って進歩することを目標としている。

F1に参戦できることは大きな誇りであり、傲慢にならず中庸の精神でやっていかなければならないと語るキャンベル氏。初めて鈴鹿サーキットを走る、キャデラックF1の健闘に期待したい。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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