レクサスLMと競合? メルセデス・マイバッハ初の「最高級ミニバン」導入へ 新型『VLS』は移動式プライベートラウンジ

公開 : 2026.03.26 07:45

メルセデス・マイバッハから初めてのミニバンとなる『VLS』の発売計画が進行中です。新たな高級ミニバンラインナップの頂点に君臨し、室内の快適性にこだわった豪華な「グランドリムジン」と称されています。

アジアで拡大する高級ミニバン需要

メルセデス・ベンツは、新型ミニバン『VLS』をベースにした最上位モデルとして、マイバッハ仕様を導入する予定だ。

このモデルの存在は、中国・北京で行われたマイバッハ『Sクラス』の改良モデル発表会において、メルセデス・ベンツ・グループCEOのオラ・ケレニウス氏によって明らかにされた。

新型マイバッハVLSの予告画像
新型マイバッハVLSの予告画像    メルセデス・ベンツ

欧州での販売も計画されているが、発売時期は未定だ。

新型マイバッハVLSは、『Vクラス』の後継車として最近発表された『VLE』と同じVAN.EAプラットフォームをベースとし、再編されたミニバンラインナップの頂点に位置する。今のところ、EVのみが販売される予定だ。

ケレニウス氏はVLSを「グランドリムジン」と表現し、室内空間のパッケージング、後部座席の快適性、そして運転手付きのショーファーカーとしての利用を重視して開発されたと述べた。

複数のシートレイアウトが計画されており、最近の『ビジョンV』コンセプトで見られるような、ハイエンドな2人乗り構成も含まれる。

高級車市場における需要の変化

公式説明では、室内は「ファーストクラスのインテリア」、「卓越した後部座席体験」、そして「非凡なプライベートラウンジ」として構想されたという。

ビジョンVコンセプトの格納式65インチ4KシネマスクリーンがVLSに採用されるかどうかについては、現時点で言及されていない。

マイバッハによるミニバンモデルの導入計画は、高級車市場における需要の変化を反映している。中国やアジアの一部地域では、大型の高級ミニバンの人気が高まっており、顧客層は室内の広さ、後部座席レイアウトの柔軟性、そしてロングホイールベースを重視する傾向にある。

ベースとなるメルセデス・ベンツVLSの生産は2026年末までに開始される予定であり、マイバッハVLSは2027年に続く見込みだ。登場すれば、レクサスLMなどとの競合が予想される。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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