ベースはマツダNC型ロードスター=MX-5! 窓なし&屋根なしの軽量スポーツカー 「キットカーの巨匠」ダットンが37年ぶり復活

公開 : 2026.04.16 12:05

キットカーだけでなく完成車も

最高出力160psの2.0L自然吸気4気筒エンジンは軽快な走りを見せ、6速マニュアル・トランスミッションが組み合わされている点も大きな特徴だ。フェートン5の重量はMX-5のほぼ半分であるため、パフォーマンスの向上は顕著だ。また、コックピットが広いため、快適なドライビングポジションを見つけやすい。

希望すれば、ベーシックな1.8L版を使用することも可能だが、筆者は2.0L版をおすすめしたい。35psの出力増やリミテッドスリップディファレンシャルに加え、標準装備も充実している。

ダットン・フェートン5
ダットン・フェートン5

価格としては、フルキットが9990ポンド(約215万円、VAT込み)だ。ダットンによれば、適切な2.0Lスポーツモデルのベース車は800ポンド(約17万円)前後で見つかるという。不要な部品の売却益を考慮すれば、コストパフォーマンスは高いと言えそうだ。

選べるオプションは、ソフトトップ、サイドスクリーン/ドア、そしてRALゲルコートカラーの3種類のみ。これらすべてを選んだ場合の追加費用はおよそ1200ポンド(約26万円)だ。キットカーではなく完成車を求めるのであれば、1万4300ポンド(約310万円、VAT込み)前後となる。

生産台数はかつてほど多くないかもしれないが、自分だけのダットンのキットカーを組み立て、運転する楽しみは、今も昔と変わらないはずだ。

原文:スティーブ・ホール(Steve Hole)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

おすすめ記事

 

人気記事