「物理ボタン」が他社との差別化要因に 将来的にスクリーン小型化の可能性も 手触りやフィードバックを重視
公開 : 2026.04.24 17:25
キー操作はクルマとの「握手」
マイルズ氏は、キーもまた、クルマとドライバーの間の重要な接点の1つだと指摘した。
「キーは、クルマに乗っていない時でもブランドの一部として常に持ち歩くことになりますが、その物の価値は実際にはかなり限られている場合もあります」

マイルズ氏は、プッシュボタン式イグニッションの普及によりほぼ姿を消した「キーを差し込んで始動する」というインタラクションを「握手」と表現し、「クルマに乗り込み、あるモードから別のモードへと移行する瞬間であり、キーはそのために不可欠な役割を果たす」と述べた。
一例として、近日発表予定のフェラーリ・ルーチェでは、この「握手」の一部としてキーを活用している。ルーチェを始動させるには、キーフォブをセンターコンソールにカチッとはめ込む必要がある。このキーには「Eインク」と呼ばれる機能が備わっており、はめ込まれるとコンソールに「滲み出し」、ギアセレクターのロックを解除する。
しかし、他のメーカーは従来のキーを廃止しようとしている。例えばテスラは、モデル3やモデルYのエントリーモデルにおいて、物理的なキーカードを標準装備としていない。
一方、ボルボとポールスターは、従来のキーをクレジットカード型のキーフォブや、スマホアプリを通じてアクセスするデジタル版に置き換えている。

























