メルセデス・ベンツ新型『Cクラス』発表! 歴代初のEV、航続距離762kmを達成 BMW i3に真っ向勝負
公開 : 2026.04.21 07:45
メルセデス・ベンツが『Cクラス』初のEVモデルを公開しました。内燃機関モデルと統一感を持たせたデザインで、760km以上の航続距離を実現。走りにも注力し、これまでで最もスポーティなCクラスとされています。
内燃機関モデルと並行販売
メルセデス・ベンツは、『Cクラス』としては歴代初となるEVモデルを発表した。これは長年愛されてきた同車の「史上最もスポーティな」バージョンとされ、先日発表されたBMW i3に直接対抗するモデルとなる。
新型Cクラスは『GLC with EQテクノロジー』のセダン版にあたり、新開発のMB.EAプラットフォームを採用。EVモデルと内燃機関搭載モデルのデザインを統一するという新戦略に基づいて設計された2台目のモデルである。

今年後半に欧州で発売される予定で、当初はデュアルモーター搭載の『C 400 4マティック』仕様が投入され、航続距離は762km、価格は6万ポンド(約1290万円)未満となる見込み。その後、ロングレンジのシングルモーター仕様や高性能モデルなど、複数のバージョンが順次追加される予定だ。
内燃機関搭載の現行Cクラスは、新型EVの外観に近づけるようスタイリングが微調整された上で、販売が継続される。ただし、機械的にはまったく無関係だ。ラインナップにおいて、新型車は『CLA with EQテクノロジー』の上位に位置づけられる。
新しいデザイン戦略を導入
従来の『EQE』や『EQS』は独特なフォルムとワンボウシルエットを採用しているが、新型Cクラスは内燃機関モデルに近いデザインとなっている。
メルセデス・ベンツのエクステリアデザイン責任者であるロバート・レズニック氏は、同社のスタイリングにおける転換点であり、今後はパワートレインに応じて大きく形状が変わることはなくなるだろうと述べた。

2020年のEQS発表時の方針に言及し、レズニック氏は次のようにコメントしている。
「(当時の)メルセデス・ベンツは、2つの異なる世界があると語りました。EVは独自の外観を持つというものです。しかし、それから6年が経った今、再び融合しつつあります」
「内燃機関モデルとEVモデルの間に区別はありません。この新型車は、内燃機関モデルと同じ高さのフロントエンドを持っているのです。以前の(EVの)ように低くはなく、より高いステータスと存在感を備えています」
その「存在感」を重視した結果、大型のイルミネーション付きフロントグリルが採用された。GLCと共通のデザインで、レズニック氏によれば、競争が激化する市場においてモデルを際立たせるために設計されたものだという。内燃機関モデルも今後、こうした新しいフロントデザインを採用していく。
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