【スズキ・ジムニー・ノマド・モンスターハンターワイルズエディション】デザイナーが語る『モンハン』世界の表現方法! #TAS2026

公開 : 2026.01.11 07:05

スズキは、1月9~11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2026』において、『ジムニー・ノマド・モンスターハンターワイルズエディション』を出展しました。担当デザイナーにその表現方法を聞きます。

大冒険に出かけよう

スズキは、1月9~11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2026』(以下TAS)において、カプコンが販売するゲーム、『モンスターハンターワイルズ』とコラボレーションした『ジムニー・ノマド・モンスターハンターワイルズエディション』(以下ノマド)と『DR-Z4Sモンスターハンターワイルズエディション』(以下DR-Z4S)を出展した。

今回は『モンスターハンターワイルズの世界にスズキがあったら』というテーマで、ノマドとDR-Z4Sをカスタマイズしている。

スズキ・ジムニー・ノマド・モンスターハンターワイルズエディション
スズキ・ジムニー・ノマド・モンスターハンターワイルズエディション    山田真人

「ノマドは、ゲーム内に登場する簡易キャンプというテントがあり、それをモチーフにしています。そこから砂原を駆け抜けて大冒険に出かけるシーンを演出しました」と話すのは、スズキのCMFデザイナーで、今回のノマドを担当した小里弓子さんだ。

そこでまず、ルーフとボディのツートンの塗り分けにこだわった。

ルーフ周りの赤い部分は、「ジムニーの幌をイメージし、布っぽいテクスチャーにしています」。そしてボディの黄色いところは、「モンスターの表皮をあしらったような、ゴツゴツした表情です」とのこと。

また、ボンネットやサイドにモンスターの爪痕を入れ、ハンティングの臨場感、雰囲気を出したという。同時に、「ゲームをやっている方だったらおなじみの柄やエンブレムを配置することで、見た方に楽しんでもらえるようにしました」と語った。

自分がゲームの世界にいるように

特に小里さんがこだわったのは、リアルなグラフィックにすることだった。

「モンスターハンター自体がとてもキレイなグラフィックですし、すごく細かいところまで作りこまれています。それが現実にあったらきっとこんな感じだろうとお客様に思ってもらえるような、まるで自分がゲームの世界にいるような気持ちになってもらいたいんです。ですから、近くで見てもゴツゴツした表情や、『この汚れは大地を駆け抜けて来たんだな』という雰囲気が伝わるようなものにしたいと思いました」

スズキのCMFデザイナーで、今回のノマドを担当した小里弓子さん。
スズキのCMFデザイナーで、今回のノマドを担当した小里弓子さん。    内田俊一

ちなみにボディカラーはフルラッピングだ。

「柄が分割でパネルごとにまたいでいますので、それがきちんとつながっているように見せるため、調整は職人さんと一緒に仕上げました」という苦労もあったそう。

なお、装着している用品は、既に販売されているものとともに、これから販売予定のものもある。

「今回この場で終わりではなくて、お客様が実際購入できるように進めています」というから楽しみだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    内田俊一

    日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。長距離試乗も得意であらゆるシーンでの試乗記執筆を心掛けている。クラシックカーの分野も得意で、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員でもある。現在、車検切れのルノー25バカラとルノー10を所有。
  • 撮影

    内田千鶴子

    Chizuko Uchida

    イタリアとクルマが大好きで、1968年式のFiat 850 spider Serie2を20年以上所有。本国のクラブツーリングにも何度か参加している。イタリア旅行時は、レンタカーを借りて一人で走り回る。たまたま夫が自動車ジャーナリストだったことをきっかけに取材を手伝うことになり、写真を撮ったり、運転をしたりすることになった。地図は常にノースアップで読み、長距離試乗の時はナビを設定していても、ナビシートで常に自分で地図を見ていないと落ち着かない。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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