【ADASを強化】スズキ・ジムニー&ジムニー・シエラをマイナーチェンジ

公開 : 2025.10.23 06:25

スズキのコンパクト・クロカン4駆、『ジムニー』と『ジムニー・シエラ』が一部仕様変更を受け、11月4日より発売となります。今回『5型』となる改良では、主にADASの機能強化がハイライトとなります。

ジムニー&シエラを一部改良

スズキは軽自動車規格の4輪駆動車『ジムニー』と小型車『ジムニー・シエラ』のマイナーチェンジを実施し、11月4日より発売する。

改良新型『ジムニー』の価格は、191万8400円(XG)から216万400円(XC)、『ジムニー・シエラ』は、227万1500円(JL)から238万5900円(JC)となっている。

スズキ・ジムニーXC(キネティックイエロー ブラックトップ2トーン)。
スズキ・ジムニーXC(キネティックイエロー ブラックトップ2トーン)。    スズキ

安全機能を向上

今回のマイナーチェンジは、安全機能面での向上が主たる改良点となっている。

衝突被害軽減ブレーキが、従来の単眼カメラ+赤外線レーザーレーダー方式の『デュアルセンサーブレーキサポート』から、単眼カメラ+ミリ波レーダー方式の『デュアルセンサーブレーキサポートII』に進化、車線逸脱抑制機能を標準装備とした。

バックアイカメラ付ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機(9インチHDディスプレイ、AM/FMラジオ、スマートフォン連携機能付、Bluetooth対応)。
バックアイカメラ付ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機(9インチHDディスプレイ、AM/FMラジオ、スマートフォン連携機能付、Bluetooth対応)。    スズキ

そのほか『アダプティブクルーズコントロール(AT車は全車速追従機能付)』や、後方誤発進抑制機能(AT車)を採用するなど、安全機能を充実させた。

これらのADAS(先進運転支援システム)装備により、改良新型『ジムニー』と『ジムニー・シエラ』は、経済産業省・国土交通省の推進する『サポカーSワイド』、国土交通省による『ペダル踏み違い急発進抑制装置(PMPD)認定車』に該当する。

また、コネクティッド・サービス『スズキコネクト』に対応した、『バックアイカメラ付ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機(9インチHDディスプレイ、AM/FMラジオ、スマートフォン連携機能付、Bluetooth対応)』をジムニーXL・XCとジムニー・シエラJL・JCグレードにメーカーオプション設定(12万8700円)した(スズキコネクトのサービス利用には、別途スズキコネクトへの加入が必要)。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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