絶対王者であるための商品改良! 新型『ホンダN-BOX』のライバルは先代N-BOX 「2代目で充分」のオーナーにも訴求したい

公開 : 2026.07.20 12:05

好き嫌いがわかれたジョイのチェック柄

ライバルメーカーの軽スーパーハイトワゴンは、いわゆるクロスオーバー的なモデルをラインナップしているが、N-BOXのジョイは、それらとは少し違う。もう少しリラックスして、遊びに使えるクルマというイメージで登場した。

ちなみに現行型N-BOXの販売比率は、カスタムが48%、標準モデルが36%、そしてジョイが16%だという。

リラックスして、遊びに使えるクルマというイメージで登場したジョイ。
リラックスして、遊びに使えるクルマというイメージで登場したジョイ。    本田技研工業

ジョイではアクティブフェイスパッケージが人気だったので、ターボ車ではこれを標準化。さらに、カスタムと同様にステアリングヒーターや9インチナビ標準化、ピアノブラック加飾追加などで、快適性と質感を向上させた。

また、ジョイではシートやインテリアにベージュのチェック柄を採用していたのだが、これがけっこう好き嫌いがわかれたという。

そこでブラックスタイルを新設定し、インテリアにはブラックのチェックを採用。エクステリアもブラックの加飾を多用して引き締め、ジョイの個性を強化するとともにユーザーの選択肢を拡大している。

ナビ、ETC、ドラレコなどをメーカーオプションに

今回注目すべき点は、現行モデルではディーラーオプションだったナビやETC、ドラレコなどをメーカーオプションとしたことで、込み込みの金額としては現行型よりお買い得になっているものがあることだ。

標準装備も充実されており、残価設定ローンの場合、これまでナビやETCは残価に含まれなかったが、新型では工場装着となり残価に含まれるため、月々の支払いは低減されるというメリットもある。

商品そのものだけでなく、求めやすい買い方までも『一部改良』した。
商品そのものだけでなく、求めやすい買い方までも『一部改良』した。    本田技研工業

商品そのものだけでなく、求めやすい買い方までも『一部改良』したホンダN-BOXシリーズ。こうして再び『絶対王者』の座を盤石なものにしていくのか。注目したい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    山本佳吾

    Keigo Yamamoto

    1975年大阪生まれ。阪神タイガースと鉄道とラリーが大好物。ちょっとだけ長い大学生活を経てフリーターに。日本初開催のWRC観戦をきっかけにカメラマンとなる。ここ数年はERCや欧州の国内選手権にまで手を出してしまい収拾がつかない模様。ラリー取材ついでの海外乗り鉄旅がもっぱらの楽しみ。格安航空券を見つけることが得意だが飛行機は苦手。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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