『ロータス・ヨーロッパ』を熟知した英国在住オーナー 14台所有してきた熱心な愛好家 乗り続けるコツは?

公開 : 2026.08.31 17:05

トランスミッションには要注意

ジョンさんによると、このクルマの形状は好みが分かれるそうで、人々の注目は大抵、ミドシップエンジンの両脇にあるバットレスに集まるという。ルノー製エンジンへのアクセスを容易にするため、取り外し可能な軽量トランクボックスが設けられており、ジョンはそれを軽々と持ち上げてみせる。グラスファイバー製のボディは、スチール製のバックボーンシャシーから伸びるスパーに取り付けられている。

「とても機敏なクルマですが、リアのトランスミッションの状態はしっかり確認しておかなければいけません。緩んでしまうと、クルマが本当に滑りやすくなってしまうからです」

ロータス・ヨーロッパ(今回のオーナーとは無関係の車両)
ロータス・ヨーロッパ(今回のオーナーとは無関係の車両)

ただ、筆者には、ジョンさんがそんな状態になるまで放置するとは思えない。

購入以来、彼は数千kmしか走っていない。

「週末にちょっとドライブに出かける程度です。価値は2万ポンド(約430万円)から2万5000ポンド(約540万円)の間でしょう。2万ポンド以下では売りませんし、2万5000ポンド以上は期待していません」

もちろん、これはあくまで仮定の話だ。ジョンさんはまだ売る予定はないのだから。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョン・エバンス

    John Evans

    役職:特派員
    フリーランスのジャーナリストで、AUTOCAR英国編集部の元スタッフ。姉妹誌『What Car?』誌の副編集長や『Practical Caravan誌』の編集長なども歴任した。元自動車ディーラーの営業マンという経験を活かし、新車・中古車市場や消費者問題について幅広く取り扱っている。近年は、これらのニュースや特集記事に加え、アイスクリーム・ワゴンのDIY方法から放置車両の探索まで、さまざまな記事を寄稿している。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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