愛車をめぐる、あれこれ【クロプリー英国版編集長コラム/クルマ漬けの毎日から】

公開 : 2026.08.30 07:45

「クルマを持っていると楽しい」とあなたが感じるのはどのような時ですか? 本国版AUTOCAR編集長スティーブ・クロプリーによるコラムです。

気分爽快! タイヤの空気圧点検

クルマの整備となると、私はまったく役に立たない。きっとこの先もそうであろう。

だが、1つだけこだわり続け、自分の手で行なっていることがある。それは、タイヤの空気圧を適切に保つこと。

定期的なタイヤ空気圧チェックは、クロプリー編集長のこだわりの1つ。
定期的なタイヤ空気圧チェックは、クロプリー編集長のこだわりの1つ。

それで我が家の庭と納屋には、さまざまなタイプのエアゲージ(空気圧計)と電動空気入れがあちこちに置かれている。

休日の今日は、朝8時から家中のクルマとバイクの空気圧のチェックを始め、全部で26本のタイヤを調整した。

その中にはスペアタイヤも2本含まれている(スペアはいつも、指定空気圧よりも少し[20~30kPa程度]高めにしておく)。全部で1時間ほどかかったが、この作業を終えると、なぜか気分がすっきりする。

作業後には、クルマを運転した時、またはほんの少し動かした時でも、空気圧を調整した効果が感じられる。

空気圧を指定値に合わせると、じっさい大きな違いがあることには、いつも驚かされる。

空気圧の調整後は、クルマとバイクのパフォーマンスが良くなるだけでなく、自分自身が貢献したと実感できるのも、この作業のいいところだ。

いろいろあったけど、次はどのクルマ?

ところで、我が家のフォード・レンジャー・ラプターは、近いうちに新たなオーナーのもとへ旅立つことになりそうだ。

かつては編集部(英国版)のテスト車両だったこのラプターを、我が家に迎えてから30か月間で約2万mile(約3万2000km)走行。

愛車のフォード・レンジャー・ラプター。盗難に遭ったが、ようやく戻ってきた。
愛車のフォード・レンジャー・ラプター。盗難に遭ったが、ようやく戻ってきた。

また、ラプターは2週間ほど泥棒の手に渡り、その後10週間も地元のグロスターシャーの警察に押収されたままになり、予想外に長期間の鑑識活動が行なわれた。

しかし、いろいろあったとはいえ、私がクルマ好きなのは相変わらずであるし、また保険会社が盗難の件をきちんと対応してくれたので、次はどのクルマにしようかと考え始めている。

ラグジュアリーカーか? EVか? それともラグジュアリーEVか? いっそのことアルピーヌA110も手放し、そのお金も追加して、人生最高額のクルマを手に入れるのはどうだろうか?

これは魅力的な案だ。

だがその場合、どのクルマを選ぶのだろうか? フェラーリか、それともベントレーか?

むろん妻の意見も聞きながら、このようにあれこれ考え、じっくりと検討を重ねていくのを、いまはとても楽しみにしている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    小島薫

    Kaoru Kojima

    ドイツ自動車メーカーの日本法人に在籍し、オーナーズマニュアルの制作を担当。その後フリーランスで翻訳をはじめる。クルマはハッチバックを10台以上乗り継ぎ、現在はクーペを楽しんでいる。趣味はピアノ。

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