英国の高級スポーツカー『ジェンセン・インターセプター』 900psのワイルドな新型V8マッスルカーとして復活 4ドア仕様も展開

公開 : 2026.09.08 11:45

公道向けは4ドア仕様に

ジェンセンのマネージングディレクターであるデビッド・デューデン氏によると、今後は「サーキット志向のロードカー」となる『GTR』や、「純粋なロードカー」である『GT』が登場するという。

公道走行可能なモデルでは、4ドアの4人乗り仕様となる。デューデン氏は、「ロードカーをコンセプトとして設計しています。4ドアのGTとなることを目指しています」と述べている。

ジェンセン・インターセプターGTX
ジェンセン・インターセプターGTX    ジェンセン

ジェンセンは、米国を拠点とする自動車販売業者ジェフ・クエール氏と提携した。同氏の父ケール氏は、かつてジェンセンの筆頭株主であった。両者は共同で130万ポンド(約2億7000万円)を投資し、インターセプターの開発計画をここまで進めてきた。

プロトタイプはほぼ完成しており、サーキットでの耐久性テストおよび開発プログラムに使用される。その過程でジェンセンは顧客の反響を見極めようとしている。

「量産用の金型があり、開発が進むにつれて、より複雑で高度なものになっていくでしょう」とヘスロップ氏は語った。

2億円近い価格設定も?

価格と生産台数は未定だが、仕様によっては85万~95万ポンド(約1億8000万~2億円)となることも予想される。公道仕様のモデルは、これより安価になるだろう。

「公道仕様車は、アストン マーティンベントレーの領域に入るラグジュアリーGTです」とデューデン氏は語っている。

ジェンセン・インターセプターGTX
ジェンセン・インターセプターGTX    ジェンセン

インターセプターの英国バンベリーのジェンセン本社で生産される可能性もあるが、他の場所での生産も排除していない。今回のショーモデルはあくまでも「様子見」の段階だ。

デューテン氏は次のように述べた。

「まだやるべきことは残っています。しかし、わたし達はこの業界で多くの経験を積んでおり、クルマの生産方法も熟知しています」

「このデモカーは、わたし達をある地点へと導いてくれます。山登りに例えるなら、これで岩棚にたどり着いたようなものです。最終的には、市販車がどの位置にあるのかを見極めたい」

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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