プジョー・スポールの本気 プジョー E-208 GTi(1) 282psモーターと専用サスで強化 ロー&ワイドな姿にスポーツ度満点キャビン

公開 : 2026.10.06 18:05

過去の名車のイメージが存分に展開されたキャビン

キャビンはスポーツ度満点。シートベルトは鮮やかなレッドで、カーペットやステッチもレッド。インテリアデザイナーは、過去の名車のイメージを存分に展開したようだ。

スポーツシートは、筆者の体型には小ぶりながら、しっかり身体を支えてくれる。ただし運転姿勢は、初期のi-コクピットへ準じたもので、歓迎しにくい。ペダルは手前の高めに位置し、往年のフランス車特有の人間工学も思い返される。

プジョー E-208 GTi(欧州仕様)
プジョー E-208 GTi(欧州仕様)

丁度良い運転姿勢を探すと、シートを目一杯後ろへスライドし、背もたれを起こした状態に落ち着いた。だが、ダッシュボード上のタッチモニターが遠くなり、タップしにくくなる。ステアリングホイールとメーター用モニターの、位置関係も良くはない。

後席側は、このクラスではやや狭め。子どもなら問題ないものの、平均的な体格の大人は、快適に過ごすことが難しいように思う。荷室は平均的な広さがあるが、実用性に長けたパッケージングというわけではないだろう。

気になる走りの印象とスペックは、プジョー E-208 GTi(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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