フォードS-マックス 1.5エコブーストSCTi 160 タイタニウム

公開 : 2015.08.11 23:30  更新 : 2017.05.29 18:54

ディーゼル・エンジンこそS-マックス・ユーザーの本命となりつつある今、ガソリン・エンジンの完成度はどんなものなのだろう?

■どんなクルマ?

最新のガソリン・モデルのロー・パワー版。おそらく英国内であまり目にすることはないだろう。

ここ英国では97%のS-マックスが2.0ℓのディーゼル・ユニットを搭載しているからだ。よって残りの3%が160psと240psのガソリン・モデルだということになる。

しかしこの1.5ℓエコブースト、燃費こそ劣るものの、カタログに印字された数字はディーゼルよりも£1,000(19万円)安い。それに0-100km/hタイムは約1秒速いのだから侮れない。

大家族が自家用で購入し、市街地を行き来するのであればガソリン・タイプを買うというのもアリだ。燃費の優れるエントリー・レベルのディーゼルを選ぶか、速いガソリンを選ぶか。後者という手も十分にある。

われわれが運転したのは、6速マニュアル・ギアボックスを組み合わせた前輪駆動のモデルだ。

£450(8万7千円)のアップグレード版ソニー・インフォテイメント・システム、£150(2万9千円)のアクティブ・パーク・アシスト、£750(14万円)のパノラミック・サンルーフ、£400(7万8千円)のタイタニウム・ファミリー・パックを組み合わせた ‘タイタニウム’ と呼ばれるグレードである。

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