フォードS-マックス 1.5エコブーストSCTi 160 タイタニウム

公開 : 2015.08.11 23:30  更新 : 2017.05.29 18:54

■どんな感じ?

ドライビングの楽しさと実用性を両立させている点が、かねてからのS-マックスのいいところである。そしてこの世代も例外ではない。

フォード・モンデオにも見られる1.5ℓのガソリン・エンジンの能力はとても高い。そして7座が鎮座する荷室はたっぷりとした荷物を飲み込む。たっぷりと荷物を飲み込んだあとでも、パワー不足を感じない。

やはりガソリン・エンジン。5000rpmを超えても息切れする素振りはない。パワーはなめらかに湧きあがり、ターボ・ラグも最小限だ。

24.5kg-mの最大トルクは4500rpmを超えると息絶えてしまうものの、静止加速からの押し出しの強さも頼りがいがある。3000rpm以下では、エンジンがひっそりと静かに仕事をするのもいい。

149g/kmというCO2排出量と15.4km/ℓの燃料消費率もまた、ディーゼルを困り顔にさせる要因になっている。

インテリアは広く実用的だ。光をふんだんに取り入れてくれるためスッキリと明るい。テスト車のようにパノラミック・サンルーフを選べば尚のことだ。

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