テスト車には20インチのアロイ・ホイールが組み合わされているのにこの乗り心地。一切の心配とは無縁だと感じた。

インテリアの質感にも驚かされる。ボタン点数が多く、操作に迷うことも少なくないが、レザーやメタリックの素材がたっぷりと使用されている。

背が高い人でも前席には快適に座ることができ、後席は2人の赤ちゃんにとっては問題ない。あるいは週末の旅行用のバッグをいくつか飲み込めるほどの余裕がある。

ドライビング・ポジションは、‘最高レベルに達したもののひとつ’ と表現するに差し支えないだろう。

ハイライトとなるのは、新式のPCMインフォテインメント・システムだ。先代の最大の欠点が払拭されたことになる。

7.0インチ・スクリーンの解像度は高く、スワイプやピンチの操作にも素早く反応する。アップル・カープレイにも対応し、スマートフォンとのインテグレーションの幅も広くなった。

標準のナビがグーグル・マップを使用する点も、多くの人に歓迎されることになるはずだ。

バイキセノン・ヘッドライト、2ゾーン・エアコン、DABラジオ、ブルートゥース、19インチ・アロイ・ホイール、レザー・スポーツ・シート、スポーツ・ステアリングなどはすべて標準。

購入を考える人にとっては嬉しいニュースだといえよう。