ボルボXC40のプロトタイプ、コンセプト40.1の独占レポート

公開 : 2016.08.18 04:50  更新 : 2017.06.01 00:44

ボルボXC40は、急成長著しいコンパクトSUV市場に投入が予定されているモデルで、来年3月のジュネーブ・モーターショーでデビューが予定されている。AUTOCARでは、そのプレビュー・モデルとなるコンセプト40.1を独占的に取材することができた。

ボルボのデザイン責任者であるトーマス・インゲンラートによって設計されたコンセプト40.1は、この5月に初めてその存在が明らかにされたモデルだ。同時に明らかにされた次期V40となるサルーン・モデルのコンセプト40.2と同時に公開されている。共にパリっとした上にエレガントなスタイルで、ハッチバック版が40.1、そしてノッチバック版が40.2という構成だ。

新しい40シリーズで最初に市場に登場するのはコンセプト40.1ベースのXC40で、その時期は2018年の初期となるだろう。その後V40ハッチバックが登場し、更にその半年後、2019年にV40エステートがリリースされる予定だ。このV40エステートは、通常のボディ・スタイルと共に、アウディ・オールロードのようなクロスカントリー風にアレンジされたモデルも加えられるという。

ボルボの関係者は、90、60、40シリーズでボルボのラインナップは完成すると話している。40シリーズよりも小さなモデルは、現時点では検討していないという。

XC40は、新しいコンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)の上に形成されるもので、このCMAはボルボの親会社であるジーリーのモデルにも使用されることになるという。ギーリーは中国では7番目に大きい自動車メーカーで、2年前には89年の歴史を持つスウェーデンのメーカーをフォードから買収しようと£14億(1,825億円)を用意したことでも有名だ。

XC40は、ボルボのモジュラーとなる1気筒あたり500ccとなる1.5ℓ3気筒と2.0ℓ4気筒のガソリンおよびディーゼル・ユニットが搭載される予定。またターボ付きとターボなしもバリエーションとして用意される。

またXC40のトップ・モデルにはプラグイン・ハイブリッド、ボルボではツイン・エンジンと呼んでいるT5が位置する。これは182psの1.5ℓ3気筒ガソリンと、75psのモーターを組み合わせたパワーユニットを持つモデル。トランスミッションは7速のデュアル・クラッチで、モーターはダイレクトにギアボックス・シャフトの2速、4速、6速、リバースに直結されるという。駆動方式はFWDとなる模様。なお、このT5はモーターのみでおよそ48kmの航続距離を持つ。このハイブリッド・パワートレインは、XC90のツイン・エンジンであるT8とは構成が異なるということだ。

ボルボはこのT5をして、来年まで公表は控えるものの、アウディQ3やBMW X1、そしてメルセデス・ベンツGLAをリードする燃費とCO2排出量をマークする予定だ。

「クラスをリードすることが出来ないのであれば、われわれは何かを間違ったということだ。」とパワートレイン責任者であるマイケル・フライスは語っている。ちなみに、最も効率のよいBMW X1は109g/kmのCO2排出量と24.4km/ℓの燃費をマークしている。

ボルボは、都市部におけるクリーン・エア規制にバッテリーのみで走ることが最も適していると考えており、今後もプラグイン・ハイブリッドに集中する予定だ。また、2019年にはXC90ベースのEVのリリースも予定しており、それに続いて40シリーズのEVの登場も示唆している。



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