ランボルギーニ・ウラカンLP610-4スパイダー

公開 : 2016.08.26 05:50  更新 : 2017.05.29 19:21

クーペともっとも異なるルーフ部は、電気油圧式のクロス地となっている。このクラスのクルマだとメタル・ルーフが主流なのは、重量が増えすぎないからである。

たとえばマクラーレン650Sスパイダーはクーペに比べると40kg増、フェラーリ488スパイダーは50kg増に留まるのにたいして、LP610-4スパイダーはクーペよりも120kgも増えている。補強材も増えているため、最終的な乾燥重量は1542kgに達している。

■どんな感じ?

ミド・エンジンのスーパーカーの標準から考えると、室内は狭い。足元と頭上のスペースは及第点であるが、多くのドライバーを魅了するとはいいがたい。外から見ても、幌を閉じた状態のシェイプは魅力にかける。

身長が170cmを超えると、ぎこちないドライビング・ポジションにも嫌気がさすだろう。座面が高く、ステアリングが近すぎる。クーペの比べると足元スペースにも制約がある。余裕という言葉は似合わない。

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