マツダ・ロードスターRF VS

公開 : 2016.11.10 05:55  更新 : 2017.05.29 19:12

■どんなクルマ?

確かに車名はマツダ・ロードスターという今までのロードスターと同一のものではあるが、今回新たに追加されたリトラクタブル・ハードトップ・モデル、RFは、ソフトトップ・モデルのロードスターとはまったく別の異なるシーンを想像させるクルマだった。

NC、つまり先代、3代目のロードスターからバリエーションとして追加されたパワー・リトラクタブル・ハードトップ(PRHT)はただ単に標準的なロードスターのソフトトップの部分をハードトップにしました、といったようなモデルであった。それに対し、新しいRFは美しいファストバック・クーペ(というよりもベルリネッタと呼びたい)ボディをまとった華麗なモデルに仕上がっているのだ。

もちろん、メカニカル的にも大きな変更点はある。それはパワー・ユニットの変更だ。これまでの直列4気筒1.5ℓノーマル・アスピレーション・エンジンから2.0ℓノーマル・アスピレーション・ユニットに変更されたことだ。パワー、トルクは158ps/6000rpm、20.4kg-m/4600rpmだから、1.5ℓユニットに対して27ps、5.1kg-mほど上がったことになる。しかし、最高出力の発生回転数は1000rpmほど落ちている。また、排気量アップしたエンジンとリトラクタブル・ハードトップの追加によって110kgほど重量がアップしている。

更に、足まわりはハードトップらしい上質で靭やかな走りを感じさせるための独自セットアップとなっている。具体的には重量と剛性の変化に伴って、ダンバーのガス圧、フロント・スタビライザー、リアのスプリングとバンプストップ・ラバー、サスペンション・リンクの変更などを行っている。また、ホイールもソフトトップ・モデルでは16インチと17インチが用意されていたが、RFでは17インチ1本に絞られてる。

この他、ソフトトップ・モデルの「レザーパッケージ」では本革シートを設定しているが、このRFのVSグレードでは、高級なナッパ・レザーが標準装備されるなどしている。

グレード展開は、ベーシックなS、最もメインとなろうVS、そしてブレンボ・ディスクなどがオプション設定されるMTモデルのみのモデル、RSという3グレードだ。


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