インフィニティQ50 3.0t

公開 : 2017.01.16 05:50  更新 : 2021.06.24 12:34

インフィニティのプレミアム・ミドル・サイズ・サルーンは確かに魅力的だが、欧州のライバルに比べ、並はずれた動的性能に不足を感じる。

■どんなクルマ?

インフィニティ・ブランドは常に、少なくとも紙上ではクラスをリードするだけの製造能力を有していたが、いかんせんドイツ勢と真向勝負できるだけの発想力が不足していたように思える。

インフィニティのモデルを英国で見ないわけではないのだが、いまいち存在感が発揮できていなかったのも、そんな理由からだろうか。

日産のサブ-ブランドであるインフィニティはこれまでずっと、幅広い選択肢のなかで光る、何か特別なものを追い求めていた。そして言うまでもなく、堅実な欧州のライバル達は、その何かを持ち合わせている。

よって、インフィニティは、あらたなトップ・レンジであるQ50 3.0tに、これまでのQ50とはまるで異なるオリジナリティを求めているのである。

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